惜しくもメダルを逃がしてしまった日本ゴルフ


112年ぶりの競技復活となったゴルフ競技。しかし、日本期待の選手である松山英樹選手が辞退を表明するなど世界各国でもトップ選手が次々と辞退を表明し、話題となりました。今回のリオ五輪での日本人選手の活躍をご紹介いたします。

なぜトップ選手が辞退??

その前に、なぜ世界のトップ選手が次々と辞退する結果となってしまったのでしょうか。それはブラジルという独特の土地柄が原因でした。辞退者の多くの理由がジカ熱の感染リスクとしています。ジカ熱は蚊を媒介にして感染する病気で女性が感染すると小頭症などの障害を持った子が生まれるリスクがあります。ゴルフは蚊が多い土地で行うため、家族への感染を恐れた男性選手が辞退を表明したとされています。その他、五輪とゴルフが結びつくイメージが少なく、名誉の戦いになるため賞金も出ない、また17日間という過密スケジュールも辞退の理由にしている選手も多いそうです。

野村敏京選手が善戦!

トップ選手が出場しない日本勢は当初から苦戦が予想されていましたが、女子ゴルフでは健闘を見せてくれました。野村選手は最終ラウンドでボギーなしの6バーディ、スコアを65に伸ばし、通算9アンダーでスコア275をマーク。最終ラウンドで追い上げを見せるも4位となり、惜しくもメダル獲得を逃してしまいました。一方、大山志保選手は2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーでスコア74に終わり、8オーバーで42位となってしまいました。

賞金よりも名誉を!

ゴルフ選手といえば、高額な賞金をかけた熾烈な闘いが印象的です。しかし、ゴルフ女子に出場した大山志保選手は「自分にとって、メジャーよりも価値のある大会」とコメントしており、自分自身だけでなく、日本女子ゴルフ界にとってもチャンスと考えているようです。日の丸を背負ってのプレイは賞金をかけたプレイとは異なり、気持ちよくプレイできたとすがすがしいコメントも残してくれています。さまざまな理由で五輪出場辞退を発表する選手が多い中、「名誉の闘い」と位置づけ、オリンピック精神を示してくれた選手がいたことも忘れてはいけません。今回、女子ゴルフに出場した野村敏京選手は今季米ツアー2勝中、大山志保選手は2006年の賞金女王に輝いており、二人とも高い実力を持つ選手でもあります。

まとめ

オリンピックとゴルフはなかなかイメージがつきにくいこともあり、世界のトップ選手が参加しない大会となり、少し物足りない印象がありました。しかし、オリンピックは平和の祭典。オリンピック精神と名誉の闘いは世界中のアスリートの憧れの場であることは間違いありません。