「リボン4本投げ」で表彰台を狙うフェアリージャパン


男子体操では個人総合で内村航平選手が2大会連続で金メダル、団体総合で金メダルを獲得し、日本中が歓喜したことは記憶に新しいかと思います。そんな男子体操に注目がそそがれがちですが、女子新体操はどのような結果だったのでしょうか。

日本新体操の隠し大技とは!?

新体操の団体ではリボンとクラブ・フープの2種目で演技を競います。女子新体操日本代表「フェアリージャパン」は2015年の世界選手権では胴メダルを獲得しており、その実力は折り紙付きです。そこでフェアリージャパンはリオデジャネイロでの表彰台を狙うため、得意とするリボンを使った大技を披露します。それが「リボン4本投げ」です。これは演技のクライマックスで、4選手が杉本選手にリボンを一斉に投げ、全てのリボンを受け取った杉本選手が再びリボンをそれぞれ投げ返し、キャッチするという高度な技となっています。成功率も高く、迫力のある演技となるため、メダル獲得の秘策として日々練習が続けられました。

2大会連続の決勝進出!

リオデジャネイロオリンピックの新体操団体には14チームが出場し、日本はリボンとクラブ・フープの2種目の合計点が35.149点で5位に入賞で2大会連続での決勝進出が決まりました。しかし、予選の得点は決勝に持ち込まれないのが体操・新体操競技の特徴です。予選では大技の「リボン4本投げ」も見事に決まりましたが、少々辛口の結果となりました。決勝では男子体操のように大逆転も可能です。

8位入賞で畠山愛理選手が東京オリンピックへバトンを託す

予選5位通貨で臨んだ新体操団体の決勝。2種目合計が34.200となり、結果は8位入賞となりました。得意のリボンでは大技の「4本投げ」が乱れてしまい、キャッチする位置が綺麗にまとまりませんでした。しかし、その後のクラブ・フープでは難易度の高い交換技を見事に決め、全体的に綺麗で素晴らしい演技を披露してくれました。残念ながら、2012年のロンドンオリンピックの7位入賞、世界選手権5位入賞よりも順位が下がってしまう結果になってしまいましたが、積極的に難易度の高い演技に取り組むなど攻めの演技が特徴的でした。フェアリージャパンのエース、チームの顔として活躍していた畠山選手は今回のリオデジャネイロ五輪を最後と現役引退を表明しており、2020年の東京オリンピックは次世代の選手にバトンを託しました。

まとめ

リオデジャネイロオリンピックでは、残念ながら前回を越える結果を出すことができませんでしたが、若手の台頭もあり、次回の東京オリンピックではフェアリージャパンの更なる飛躍が期待されます。