約1世紀ぶりの快挙!?錦織圭選手が偉業達成!


2011年に日本人最高ランクの30位をマークし、日本男子シングルでは史上初となる世界ランキング1位の選手に打ち勝つなど、日本全土を興奮の渦に巻き込んだ錦織圭選手。今回のリオデジャネイロ五輪でもその活躍が期待されていました。

準決勝は惜しくも敗退!

見事に4強まで上り詰めた錦織圭選手。決勝をかけた準決勝では全大会の優勝者であるイギリスのアンディ・マリー選手と対戦。序盤からファースト・サービスを決めてくるアンディ・マリー選手に対して、ファースト・サービスをなかなか決めることができなかった錦織選手は終始アンディー・マリー選手のペースに巻き込まれ、思った通りのテニスを展開できませんでした。サービスゲームでもブレークを許してしまい、ストレート負けに喫してしまいました。しかし、ラリーに持ち込んだ錦織選手は良いショットを何本も決めており、完敗ではない試合内容となっていました。もし準決勝を勝利していれば、金メダルは確実のものだったと考えられます。

3位決定戦で見事銅メダルを獲得!

銅メダルをかけて臨んだ3位決定戦では錦織選手は魅せてくれました。第一セットでは6-2で先取するものの、第二セットはナダル選手のリズムに飲まれ、5-2から6-7へと逆転を許し、勝敗は第三セットへと移ります。このままナダル選手の良い流れで試合が展開されるかと予想されていましたが、第4ゲームで錦織選手がブレークに成功。サービスゲームを確実に自分のものにし、6-3で第3セットを勝ち取り、見事に銅メダルを獲得しました。日本人選手がオリンピックでメダルを獲得するのはなんと96年ぶりとのこと。1世紀近くメダルから遠のいていた現状を打破し、歴史に名を刻んでくれました。

宮本武蔵戦法が効いた?

実はこの3位決定戦を巡っては少し議論が巻き起こりました。第二セットが終了後、錦織選手、ナダル選手ともにトイレットブレークに入り、試合が一時中断されました。ナダル選手はすぐに試合会場に戻りましたが、錦織選手は一向に試合会場に現れません。このままの流れで第三セットも制したいナダル選手は苛立ちを募らせ、審判に抗議する場面も。結局、錦織選手は12分後に戻り、試合が開催されました。ネット上では苛立ちを見せるナダル選手と遅れて登場する錦織選手がまるで佐々木小次郎と宮本武蔵の対決に似ていると話題に上がりました。真相はわかりませんが、リズムを取られた錦織選手が冷静さを取り戻すために少し長めのトイレットブレークを取り、苛立ったナダル選手が実力を出し切れなかったのではないかと推測されているのです。しかし、4位に終わったナダル選手は「たとえ私が絶好調でも錦織に勝つことはとても難しい」とインタビューで答えており、試合結果には納得しているようです。

まとめ

96年ぶりのメダル獲得とあって、本番に強く、日本のテニスの実力を世界にアピールしてくれた錦織圭選手。次回開催される2020年東京オリンピックはもちろん、今後の世界大会でも活躍が期待されています。