悲願の金メダル獲得ならず!世界の壁が高いフェンシング界


日本最重要種目でもあるフェンシング。過去のオリンピックでは銀メダル、世界選手権では金メダルを獲得した太田選手のメダル獲得が期待されています。フルーレ、エペ、サーブルの3種目で争われるフェンシングの結果はどうだったのでしょうか。

まさかの初戦敗退。現役引退を発表

2015年の世界選手権では見事に金メダルを獲得し、フェンシング男子フルーレ個人に出場した太田雄貴選手はまさかの初戦敗退となってしまいました。ブラジルのギレルミ・トルドと対戦したものの序盤から両者一歩も譲らずの戦いに発展。地元の声援にもあい、攻撃が好調のギレルミ選手に苦しめられ、第一ピリオド、第二ピリオドともに落として、初戦敗退が決定。過去4度のオリンピックに出場し、悲願のオリンピック金メダルの獲得を期待されていましたが、その夢はあえなく散ることとなりました。

「今後の人生に活かしたい」と引退を表明

誰もが予想しなかった日本フェンシング界エースの初戦敗退。そんな太田雄貴選手はリオデジャネイロ五輪の経験を今後の人生に活かしたい」と現役引退を発表。フェンシング悲願の金メダルは次世代に託されました。今後は来たる2020年の東京オリンピックの成功に向けて、スポーツ界に貢献したいとおっしゃっています。フェンシングをメジャーにしたいと思いを形にした「SUPER FENCING」を2012年に立ち上げ、フェンシングの競技人口の増加と認知度に貢献し続けている太田雄貴選手の今後の活動にも期待が高まります。

高い壁のフェンシング

エースの初戦敗退にはその他のフェンシング選手にも大きく影響したようです。見延和靖選手が準々決勝まで上り詰めるも惜しくも敗れてしまいました。また、男子サーブルの徳南堅太選手、女子サーブルの青木千佳選手ともに初戦敗退、女子フルーレ西岡詩穂選手は3回戦で残念ながら敗退してしまいました。エースであった太田雄貴選手が引退を表明した今、日本フェンシング界の未来を担う次世代の選手育成が急務とされています。とはいえ、見延和靖のように準々決勝まで勝ち進んだ選手がいることも事実です。次回の開催地は2020年の東京となっています。それまでにフェンシング界は再びメダル獲得につながる成長を遂げているでしょう。

まとめ

今回のリオ五輪での悲願の金メダルは叶いませんでした。フェンシング界の世界の壁は厚く、太田雄貴選手の代わりとなる次世代の選手育成が課題となります。直近でどんなに好成績を残していてもオリンピックでは何が起こるかわからないということを教えてくれたフェンシングでした。