期待の若手が見せる100m、200mの戦い


今回のリオデジャネイロ五輪では若手の台頭が際立つメンツとなっています。学生新記録10秒01を叩き出した桐生祥秀選手や日本歴代5位の山縣亮太選手、ジャマイカ出身のケンブリッジ飛鳥選手が9秒台を出せるかが注目されます。

日本学生最速の男、桐生祥秀選手

今回のリオデジャネイロオリンピックの陸上で注目されているのが学生新記録である10秒01をマークした桐生祥秀選手。日本人初の9秒台に最も近い男とされており、日本新記録が樹立されるかもと期待されています。

そんな桐生祥秀選手は準々決勝で今大会史上初100m三連覇を狙うジャマイカのウサイン・ボルト選手と同じ予選7組を疾走。そんなウサイン・ボルト選手はゴール前では冷静に周りの状況を確認し、最後は流してゴールを決める傍ら、桐生祥秀選手は残念ながら4位となり、準決勝進出を果たすことができませんでした。また、目標としていた日本人初の9秒台にも至らず、2020年の東京オリンピックへとお預けとなりました。

最強の血筋を持つ、ケンブリッジ飛鳥アントニオ選手

まさにサラブレットと言われる期待の選手といえば、ケンブリッジ飛鳥選手。世界最速の男、今大会で史上初の五輪100m三連覇を狙うウサイン・ボルト選手の生まれ故郷、ジャマイカの血を引く選手です。

予選4組に出場したケンブリッジ飛鳥選手は疾走後半でスピードにのり2着で予選2位を通過、準決勝進出を果たしました。準決勝では隣のレーンに2012年ロンドンオリンピックの銅メダリスト、ジャスティン・ガトリン選手が疾走。結果は10.17秒で7着となり、惜しくも敗れてしまいました。

もし決勝に進出していれば、1932年のロサンゼルスオリンピックから84年ぶりの決勝進出となっていただけに本人も「もう少しやれると思っていた。悔しい」とコメントを残しています。同じく、準決勝に進出した山縣亮太選手は10.05秒で5着となり、決勝進出を果たせませんでしたが、今大会の日本勢の中で一番善勝し、今後の活躍が期待されます。

その他の選手の結果は?

女子100mでは福島千里選手がエントリーをしていましたが、左太ももに違和感があると訴え、残念ながら欠場を表明。200m走に全てを懸けるため、調整を行っていましたが、予選7組では5着となり、残念ながら予選敗退となってしまいました。そして、男子200mでは飯塚翔太選手、藤光謙司選手、高瀬彗選手がそれぞれエントリー。予選3組の飯塚翔太選手は4位、予選5組の藤光謙司選手は6位、予選9位の高瀬彗選手は6位となり、残念ながら全員が予選敗退となってしまいました。

まとめ

100m走では準決勝まで進出した選手が2人も現れ、今後の活躍が期待される結果となったリオデジャネイロオリンピック。次回の2020年東京オリンピックには日本人初の9秒台が現実味を帯びてくるなど、若手の台頭が目立つ印象的な大会となりました。