3階級で金メダル獲得!脅威の五輪4連覇も達成!


「日本といえばレスリング、レスリングといえば日本」という程、お家芸であるレスリング。日本オリンピック選手団初の女性主将でもある吉田沙保里選手も4連覇を狙うなど女子レスリングには有望な選手が多数参戦し、活躍が期待されます。

女子レスリング58kg級で世界初4連覇達成

8月17日に行われた女子レスリング58kg級に出場した伊調馨選手は順調に勝ち進み、決勝戦へ進出。対戦相手は2014年の世界選手権で準優勝を果たしたロシアのワレリヤ・コブロワジョロボワ選手と対戦。第一ピリオドは持ち前の素早い動きで1ポイントを先制するも攻撃の裏を突かれ、逆転・リードを許してしまいます。このままワレリヤ・コブロワジョロボワ選手が逃げ切るかと思いきや、タックルに来たタイミングでポイントを奪い、見事に逆転勝利を果たしました。女子レスリングでは世界初の4連覇の偉業を達成しました。金メダルを獲得したことには満足しつつも、自己採点は30点と厳しい評価で自分自身を見ている伊調馨選手。次回の2020年の東京オリンピックへの出場は明確なコメントはしていませんが、今後の活躍が期待されます。

女子48kg級に五輪初出場で金メダル!

女子レスリング58kg級で4連覇を達成した伊調馨選手のようなベテランの活躍だけでなく、次世代を担う若手の活躍も目立ちました。レスリング女子48㎏級に出要した登坂絵莉選手は今回のリオデジャネイロオリンピックが初出場。初戦は6-0で勝利し、続くアメリカ戦でも11-2で完勝します。そして、準決勝は今年のアジア大会で惜しくも敗れてしまった因縁の相手、中国の孫亜楠選手には粘り強い試合展開で逆転勝利しました。自身初の五輪出場で決勝まで上り詰めた登坂絵莉選手。決勝戦はアゼルバイジャンのマリア・スタドニク選手と対戦。ゲーム終盤まで苦しい展開を強いられますが、試合終了間際に相手の足に食らいつき、見事タックルが成功。伊調馨選手に続く逆転勝利、金メダルを獲得しました。登坂絵莉選手はまだ弱冠22歳。今後の女子レスリング会を牽引してくれる頼もしい存在です。

女子レスリング69kg級でも金メダルを獲得

自身初となる五輪初出場となる土性沙羅選手は女子レスリング69kg級に出場しました。予選や1回戦は持ち前の切れ味鋭いタックルでともに圧勝。順調に準決勝で対戦したスウェーデン選手には苦戦を強いられるも終盤で逆転勝利。見事に決勝進出を果たしました。土性沙羅選手は「最後の1秒まで諦めず 攻める気持ちで」と全ての試合に取り組むと述べており、その言葉通りの活躍を見せてくれました。決勝戦の対戦相手は2012年ロンドンオリンピックの女子レスリング72kg級金メダリストのロシアのナタリヤ・ボロベワ選手。自身の最大の武器であるタックルを封じられ、苦戦を強いられます。しかし、残り40秒で相手の左足を取り、強烈なタックルがさく裂。一気に2点を獲得し、逆転勝利をしました。

まとめ

ベテラン、若手ともに大活躍し、金メダルを獲得した女子レスリング。今回、紹介した3人は全員逆転勝利で金メダルを獲得しており、日本の粘り強い、最後まで諦めないメンタルの強さが現れました。続く、霊長類最強の吉田沙保里選手の五輪4連覇に期待がかかります。