イチローだけじゃなかった!世界が称賛する日本人スポーツ選手


米大リーグでピート・ローズが持つ通算最多安打記を日米通算記録で更新したイチロー選手は、その野球への真摯な取り組み方で海外でも尊敬を集めています。彼のように海外からも評価され、世界に誇れる日本人スポーツ選手を紹介します。

テニス四大大会優勝はすぐそこに!テニス・錦織圭選手

Sport, Tennis racket and balls

1989年生まれの錦織圭選手は、身長178cm、体重70kgと男子プロテニス選手では小柄な体格ですが、スピードとフットワークの軽さが持ち味で、「エアケイ」と呼ばれるジャンピングショットを武器に世界の頂点に上り詰めようとしています。

5歳でテニスを始めた彼はその才能を見込まれ、2003年にはアメリカ・フロリダのIMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーに留学し、以来アメリカを拠点として活動しています。2007年にプロデビュー。日本人ではじめてプロテニスシングルランキングの5位まで上り詰め、グランドスラムのファイナリストにもなりました。あとはグランドスラムでの優勝が待たれるところです。尚、熊本地震の際には、自身が使っているのと同じマットレスを1000枚、身体を休めてもらえるようにと寄贈したことでも話題になりました。

2019年W杯が楽しみになってきた!ラグビー・五郎丸歩選手

Rugby player kicking the ball against blue vignette background

ラグビーの日本代表は長らく低迷の時代があり、高校ラグビーや大学ラグビーの人気から見ても、今一つ盛り上がりに欠けるところがありました。ところが2015年のワールドカップでの活躍、特に世界ランク3位の南アフリカ代表に勝利した試合では、「W杯史上最も衝撃的な試合結果」とか、「史上最大の番狂わせ」などと海外メディアでも取り上げられ、日本代表は一躍脚光を浴びるようになりました。

その立役者ともいわれるのが五郎丸歩選手です。3歳でラグビーを始め、早稲田大学ではフルバックで1年からレギュラーを務め、その後2008年からはラグビートップリーグのヤマハ・ジュビロでプレーしています。プレースキックを蹴る前の独特のルーティンワークは五郎丸ポーズとして有名になり、その紳士的な人柄と共に人気となり、彼のおかげで新しいラグビーファンも増加。2016年シーズンからはヤマハに籍を置いたまま、オーストラリアのスーパーラグビーのチームであるレッズに加入。日本でも、世界でも、その活躍が期待されています。

スキージャンプ界の生きる伝説!葛西紀明

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スキージャンプの厳しい世界において、20年以上の選手生活を送り、冬季オリンピック連続出場記録、最年長でのメダル獲得、W杯出場記録、最年長入賞記録などなど40歳を越えた今も現役生活を続ける葛西紀明選手。スキージャンプ競技の生きる伝説と言われる彼は、1972年に北海道の上川郡下川町で生まれ、10歳でジャンプを始めました。その才能は小さなころから注目され、高校1年の時には、札幌で行われたスキージャンプW杯に16歳で出場し、当時の最年少記録となりました。高校卒業後は地元の企業に入社、この頃はジャンプのスタイルがⅤ字スタイルへの移行期でありかなり苦労したようです。しかし、その後はご存じの通り、1992年アルベールビルオリンピックから2014年ソチオリンピックまでの計7回の冬季五輪最多出場記録など数々の伝説を作ってきました。テレビインタビューでは人柄の良さが見え、海外でも尊敬を集める彼の魅力がわかりますね。

体操界のレジェンド!世界王者・内村航平選手

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1989年、福岡県北九州市に生まれた彼は、両親ともに体操選手という家庭に生まれ、彼が3歳の頃に長崎で両親がはじめた「スポーツクラブ内村」で彼自身体操を学び育ちました。当時日本代表だった塚原直也選手を目指して東京に来て高校に入学、同時に塚原も所属していた朝日生命体操クラブへ入りました。大学は日本体育大学体育学部へ進学、大学卒業後はコナミスポーツ&ライフに入社しました。
日本男子体操は1984年のロサンゼルス五輪まではお家芸とも言われ、金メダルを量産する種目でした。ところが、長い低迷期に入り、2004年のアテネ五輪で団体金を取ることができましたが、再び長い低迷期が続きました。

そして、今、内村選手の活躍と、後に続く若手有望選手が相次いで登場したことで再び日本男子体操の黄金時代が来たと言えます。内村選手は、2008年北京五輪と、2012年ロンドン五輪に出場、ロンドンでは個人総合金メダルと4つの銀メダルを獲得しています。また、世界体操競技選手権では個人総合で6連覇という記録を達成。金メダル10、銀5、銅4の合計19個のメダルを獲得しているのです。
完璧なまでに美しい彼の演技は、世界王者と呼ばれるにふさわしいものです。彼が牽引してくれれば、リオ五輪では個人金だけでなく、団体金も夢ではありません。

オリンピック3連覇・世界選手権16連覇!レスリングの女王・吉田沙保里選手

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リオデジャネイロ五輪で選手団長となったレスリングの吉田 沙保里選手。1982年生まれの彼女は、身長156cm、体重56kgと小柄ながら、背筋力が200kgという驚異の身体能力を持っています。彼女のこれまでの活躍を振り返ってみます。
吉田選手は3人兄弟の末っ子で、レスリング選手だった父が三重県の自宅ではじめたレスリング道場で兄たちと同様に自然とレスリングを始めました。高校卒業後は中京女子大学へ進学、その後綜合警備保障所属。警備会社のCMでの素直な演技もお馴染みでしたが、今はフリーとなっています。
吉田選手に降りかかった試練は2014年、新ルールによる階級の見直しで、それまでの55㎏級から53㎏級への変更を余儀なくされました。しかし、吉田選手はその年の世界選手権で15連覇を達成。2015年には16連覇も達成し、リオデジャネイロ五輪では、アテネ、北京、ロンドンに続いての金メダルが期待されています。
吉田選手といえばロンドン五輪で金メダルに決まった時、父・栄勝さんを肩車したシーンが有名です。栄勝さんはくも膜下出血で2014年に亡くなってしまいましたが、次のオリンピックもきっと天国から見守ってくれていることでしょう。

まとめ

日本が世界に誇るアスリート達を紹介しました。様々なスポーツ選手が世界で活躍することで、次の世代が、子どもたちが、彼らに憧れて練習し、また世界に挑戦していくのですね。私たちも大きな声援を送りましょう。