成功の道を切り開きたい!後悔しないスポーツ選手のセカンドキャリアとは?


スポーツ選手にとって、現役引退後のキャリア形成は悩みどころ。いつまで現役でいるべきか、引退した後にどんな仕事をしたら成功するのか、と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。引退後は、それまでの経験を活かして教育者として生きていく道もあれば、新たなビジネスチャンスを見出し、第二の人生を歩む道もあります。今回は、そんなスポーツ選手が、納得できるセカンドキャリアを掴み取るための方法をご紹介します。

1. 現役時代から考えるべき、「セカンドキャリア」とは何か

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セカンドキャリアとは?

セカンドキャリアとは、第二の人生で就く職業のこと。転職して違う職種についたり、定年退職後に別の仕事を始めたりといった場合にも使われる言葉で、スポーツ選手が現役を退いたあとに選択するキャリアを指すことが多いです。スポーツ選手が引退後に選択する職業は多岐にわたり、プロスポーツチームやアマチュアチームの監督に転身する場合もあれば、起業したり、一般企業に就職したり、芸能界で活躍したりという道もあります。また、有名な選手になれば、スポーツニュースやスポーツ雑誌の解説や評論の仕事を行う方もいます。

スポーツ選手のためのキャリアサポート体制とは

スポーツ選手は引退後、一から就職活動を行う必要があるかというと、必ずしもそうではありません。サッカーやボクシングなど様々なスポーツで、引退後のキャリアサポートが展開されています。また、民間企業が運営する、スポーツ選手のための就労支援サービスを利用することも可能です。これらのサポート体制は、「引退後に何をすべきか迷っている」という選手にとって有益なシステムといえるでしょう。

企業による就労支援サービスのしくみ

人材派遣会社が運営するスポーツ選手のための就労支援サービスに登録すると、様々なサポートを受けられるようになります。専門のカウンセラーに、自身の意向やこれまでの実績を伝え、アドバイスを聞きながら、キャリアを決定していくことが可能です。目指す業界や企業が決定したら、必要に応じてビジネスマナーや業界に必須となるスキルを学び、適切な仕事を紹介してもらいます。また、個人での登録以外に、クラブチーム単位で人材派遣会社とパートナーシップを結んでいる場合もあるので、団体の担当者に確認してみると良いでしょう。

2. 引退後の職はどう決める?自分にあったキャリアとは

■撮影用の申込みをし、撮影を行っています。■被写体の人物はストックフォトモデルです。

選手引退後に、自身の取り組んでいたスポーツと関係する仕事に就くのか、全く別の仕事に就くのかという決断が、最初の大きな課題ではないでしょうか。後悔しない道を選ぶには、自分の適性や興味、理想の収入などのバランスを考えることが大切です。それぞれの職業につく方法を比較してみましょう。

監督(コーチ)…世渡り上手な性格が活きる

スポーツ選手として実績を挙げると、チームの監督としてオファーを受けることがあります。プロスポーツチームから、社会人・学生のアマチュアチームまで様々ですが、いずれにしても監督として採用されるのは狭き門となります。将来、監督になることを目指して、現役時代から行動している人もいるほどです。たとえば、サッカーであれば、日本サッカー協会が主催する指導者養成講習会を受け、現役選手として活躍しながら指導者としてのライセンスを取得することができます。レベルはD級からS級まであり、D級C級は12歳以下の選手の育成ができる人材、S級になると、プロチームで指導できる人材として認められます。

このような各スポーツ協会が主催する資格を取得するほかにも、外部の人との人脈を広げて、自分の能力を理解してもらうためのコミュニケーションスキルが必要になる場合もあります。

起業する…選手時代に感じたニーズや、知識を活かす

選手時代に感じた課題や多くの選手が持っている要望をもとに、起業する方も少なくありません。専攻していたスポーツに関する知識を活かして、現役選手が快適に練習に打ち込めるようなサービスや製品を提供する方が多いです。一方で、全く新しい業界にビジネスチャンスを見出して、成功している方もいます。起業して利益をあげるためには、会社経営の知識を身につけ、取引先を開拓する努力を怠らないことが大切です。

一般企業へ就職する…求められる能力を知る

学生時代からスポーツに打ち込んできた方にとっては、一般起業の社員として働くことに抵抗があるかもしれません。実際に、社会人経験がないために面接になかなか通らないと悩む方もいらっしゃいます。しかし、スポーツ選手は、「厳しい練習を乗り越える忍耐力を持っている」「目標に向かってどうアプローチするか考え、達成しようとする意識が強い」といった印象を持たれることが多いです。そのため、ノルマを掲げて達成のために努力する営業職と相性が良いといわれています。

もちろん、知識や経験をアピールできる、スポーツ・フィットネス業界を目指すのも良いでしょう。 また不安を取り除き自信をつける方法として、ビジネスマナー講習を受講したり、PCスキル、簿記などの資格を取得したりすることもおすすめです。

3. セカンドキャリアを築く際に心得ておくべきこと

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近年、スポーツ選手のセカンドキャリアが築きにくいことが問題視されています。スポーツごとに、協会主体でキャリアサポートを行うケースもありますが、受け身ではなかなか希望の職に就けないのが現状。したがって、現役時代から引退後のキャリアを視野に入れて、必要なスキルを調べたり、人脈を広げて話を聞いたりと行動することも大切です。現役選手のうちに、引退後のことを考えるのは、決してマイナス思考ではありません。特に、長くスポーツに携わっていきたい場合は、どのようなプロセスでキャリアを形成していくのか、早いうちから考えておくことがポイントです。

4. こんな道もある!スポーツごとのサポート体制

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ボクシング

各協会や団体ごとに、就職先の紹介や、キャリアサポートを行っている例も多くあります。たとえば、日本ボクシングコミッション(JBC)では、プロボクサーのセカンドキャリア支援に力を入れており、正社員として一般企業への就職を希望するプロボクサーのための研修や、警察官になるための職員採用説明会を開催しています。

また、ボクシングジムが、自社の営業職としてジムのOB選手を採用したり、元ボクサーが働ける場所として飲食店を開店したりと、セカンドキャリアを考える選手に対する独自のバックアップがなされています。

サッカー

Jリーグでは、2002年に「キャリアサポートセンター」という組織が生まれました。現役選手に企業のインターンシップを紹介したり、選手に斡旋できる求人の充実を図ったり、コーチ採用情報の提供を行ったりと、選手の将来を考えたサポートが実現されるようになっています。

若い選手が安心してスポーツに専念するために、スポーツ界全体が選手のセカンドキャリアをアックアップする流れができてきているといえるでしょう。

まとめ

スポーツ選手にとって、引退時期とセカンドキャリアは重要な問題です。自分の希望を早いうちに固めることができたら、目標のキャリア実現に向かって行動することもできます。引退を考えるのは抵抗のあることかもしれませんが、どんなかたちでも自分の能力を活かして働いていけるよう、見通し持つことが大切です。

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