引退後の独立で考えられるケースを整理してみよう


セカンドキャリアについて興味はあるものの、具体的にどういったものが考えられるのかイメージが湧かないということもあるでしょう。セカンドキャリアは大きく分けて、独立と会社に就職するかに分けられます。今回は、独立する場合について解説していきます。

スポーツ選手だからピックアップできるスポーツグッズ販売

Beautiful caucasian woman shopping sports equipment in sportswear store.

まず、引退後の独立のひとつとして考えられるのが、スポーツグッズ販売です。特に開業にあたって必要な資格もないため、はじめやすいビジネスです。さらに、スポーツ選手がスポーツグッズ販売を行うことのメリットは、スポーツ選手としての付加価値を高められるということ。スポーツ選手ならではの視点で、スポーツに適したグッズの販売などを行うことができます。
開業する場所にもよりますが、多種のスポーツ用品を取り扱っている大手スポーツ店と差別化を図るために、自分の専門だったスポーツ専門のお店を開業してみるというのもひとつの手です。スポーツ全般のグッズを取り揃うお店が多い中で、ピンポイントのグッズを販売しているというお店は少ないはず。地域とニーズを見極めながらどのような専門グッズを取りそろえられるかを考えてみてはいかがでしょう。
さらに、インターネットの普及により実店舗を持たないお店も増えてきています。インターネットショップであれば、店舗分の費用を抑えることができますし、全国的にも展開できますのでひとつの選択肢と考えておくのも良いでしょう。

スポーツを指導という形で実現できるスポーツ教室

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自分の好きなスポーツや体を動かすことの楽しさをほかの人にも伝えていきたいのであれば、スポーツ教室を開業してみるというのはいかがでしょうか。スイミングやヨガ、体操など数多くのスポーツを直接指導していくというものです。
スポーツ教室は、スポーツによっては公共の場やスペース、自宅を利用できるのがメリットだと言えます。教室をはじめるにあたって、告知したり、謝礼を決めたり自分で判断や行動することは多いですが、公共の場所や自宅を利用すれば初期費用を抑えて開業することが可能です。さらにマンツーマンだけではなく、複数の生徒へ同時に指導していけるというのが利点です。さまざまなニーズを取り入れたいのであれば、世代ごとに時間帯を決めて、教室を開くというのもひとつのアイディアでしょう。

あえて第一線から離れ経営者としてスポーツジムに携わる

(※)撮影用にレンタルした施設です。(※)イメージ写真です。■被写体の人物はストックフォトモデルです。撮影許諾を得ています。【モデルリリース:取得済み】

スポーツ選手だったから、スポーツをやっていたからといって、スポーツで押し通す必要はありません。自らは第一線から離れ、経営者としてスポーツに携わっていくというのも、セカンドキャリのひとつの考え方です。
たとえば、取り組みやすいのがスポーツジム。適度にスポーツと関わることができる仕事です。スポーツジムを建てるという初期投資が必要となり、経営者としての知識も必要になりますが、体を使うという視点から少し離れることでやりがいも生まれます。さらに、スポーツ選手だけでなく、一般の人にも向けた仕事になるため、多くの人と関わる機会も増えるでしょう。

スポーツ選手を陰から支えるスポーツトレーナー

■このロケーションは、撮影利用料を支払い撮影を行っています。

スポーツトレーナーは、トレーニングやケアという観点でスポーツ選手をサポートする仕事のことです。自らはスポーツ選手を引退しても、夢をスポーツ選手に託すことができるやりがいのある仕事です。必ずしも資格が必要となる仕事ではありませんが、民間資格なども設けられており、知識として取得しておくと良いでしょう。
スポーツトレーナーの仕事は、多方面にわたります。例えば、医療の面に特化したメディカルトレーナーやスポーツ整体師などです。スポーツトレーナーとしての独立を考えるときは、トレーナーとしての知識だけでなく、付加価値として医療面の知識、整体、そのほかスポーツ選手のメンタルに関する知識をつけておいて損はないでしょう。

イベントの運営や経営に携わるスポーツマネジメント

■被写体の人物はストックフォトモデルです。撮影許諾を得ています。■撮影用に作成した資料をイメージとして使用しています。■レンタルしたスペースで撮影を行っています。

スポーツ事業に経営者としてかかわる仕事の一例としてスポーツジムの経営をあげましたが、経営という観点から見るとスポーツマネジメントという分野も見えてきます。スポーツマネジメントとは、スポーツをあらゆる観点からマネジメントしていくこと。スポーツ関連の経営やイベントをいかに効率よく行えるかサポートする仕事です。コンサルティングという意味合いの強い仕事です。
元スポーツ選手がスポーツマネジメントを行うメリットは、スポーツについてすでによくわかっていること。一般的なマネジメントとスポーツが加わったマネジメントではポイントが異なります。マネジメントの知識があれば、スポーツ選手という付加価値もあり、元スポーツ選手という独自の視点からマネジメントに携わることができます。
スポーツマネジメントを行うにあたっては、経営学などの知識が必要となります。場合によっては、セカンドキャリアへの投資として学校に入るなどを検討してみるのも良いかもしれません。

まとめ

引退後のスポーツ選手のキャリアは、企業への就職や団体に所属するだけではありません。自らの手でスポーツに関連する違う道を切り開くこともできます。初期投資がそこまで必要にならないものもあるので、可能性のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

 

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