引退後に独立をするのは大変?どのような準備が必要?


引退後の独立となると自分で会社を設立したり、個人事業主となったりする方法が考えられます。ただ、独立のイメージはあるものの、具体的に何をすれば良いのかわからない方も多いはず。今回は、いざ独立するとなったときどんな準備が必要なのかを解説していきます。

何をしたいのか?将来の展望をイメージしよう

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スポーツの世界でもイメージトレーニングを行うことがあるでしょう。まず、独立を考えるのであれば、将来をイメージしてみるということが大切です。イメージによって洗い出していきたいのが、どのような分野でスポーツに携わりたいのか、あるいはスポーツとはまったく違った方向でセカンドキャリアを築いていきたいのか。そして、もし新たなキャリアを歩みはじめた場合、将来的にどのくらいまでになりたいのかという展望です。こうなりたいなと漠然と思い浮かべるのではなく、できれば詳細にイメージすることが大切です。
イメージを持つことのメリットとして、まず自分の目標が見えてくるようになります。そして目標ができることで、自分が何をしたらよいのか具体的な行動が考えられます。

想像するビジネスでニーズはどうなっているのか

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ニーズとは人々、つまり顧客側の需要のことです。いざ独立したとしても、ビジネスとして成長もしくは成功していかなければ、安心して次のキャリアを進んでいくことができません。特に独立する場合はリスクも考えられます。そこで判断材料の一つとなるのが、ニーズです。まず店舗を持つ場合は、周辺ではどのような層が多く、どのようなニーズが考えられるのか。店舗を持たない場合は、どのような分野にニーズがあり、市場が飽和していないのかを探っていくことが大切です。

独立後はどうするか?具体的な計画を練ろう

Close-up of open personal organizer with pen

将来的なイメージも持って、ニーズに応えたターゲット層などを決めたら、次に考えていきたいのが具体的な事業計画です。例えば、スポーツグッズ販売などの店舗販売型の場合、どのような商品を売っていくのかということが考えられます。スポーツ教室の場合は、どのような指導を行っていくかとか、具体的なターゲット層を決めなくても時間によって対象の年齢を変えるだとか、レベルごとに分けるといった計画も考えられます。ほかの業種であっても、どのように事業を進めていきたいのか、イメージから実際の計画へと落とし込んでいきましょう。
事業計画を詳細に練ることによって設備投資としてはなにが必要なのか、どのようなものが必要になってくるのかが分かってきます。例えば、スポーツ教室の場合はどこまでを生徒さんに用意してもらうかも考えておきましょう。例えば、ビジネス展開としては、道具は個々に用意してもらうのではなく、あらかじめ用意したものを買ってもらうなども可能です。

はじめに必要なものは?初期投資を考える

Woman purchasing  footwear in the mall

新たに独立してビジネスを考える場合、どうしても避けられないのがお金に絡むこと。インターネット事業や自宅で行うスポーツ教室など比較的初期費用の少ないものもありますが、店舗型の場合は土地から店舗まで用意しないとならないため、初期費用がかかりがちです。さらに、店舗型の場合は、店舗内の商品棚といった備品のほか、商品の仕入れについても考えなくてはなりません。
また、初期費用が少ない事業においても同様です。仕入れもしくは、顧客が快適に過ごせるようにするためのものの準備、自宅で事業を行うのであれば改装なども必要になってくるかもしれません。まずは初期投資して何が必要なのか洗い出し、簡単な見積もりを行って、どのくらいの費用が必要になってくるのかというのも具体的考えいきましょう。
なお、個人事業の場合は事業開始にあたり特別な費用はかかりませんが、株式会社など会社をおこす場合は登記など別途費用が必要になります。

資格は必要なのか?資格を取るためには?

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独立をするにあたっては、資格や免許などが必要になる場合があります。例えば、スポーツジムを経営する場合、食べ物をジムの一角で提供するのであれば、取得しておかなければならないのが、食品衛生管理者の資格です。また、スポーツトレーナーやスポーツ教室の指導員などは資格が必須ではないものの、アピールポイントとして資格を持っていた方が良いこともあります。自分がイメージする独立の形に合わせて、どのような資格が必要か、どのくらいの期間でとれるような難易度なのか洗い出しておきましょう。資格によっては期間を要する場合もあるため、早め早めに対応していた方が良いこともあります。

独立をするなら経営の知識を持っておこう

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独立するということは、自分で事業を切り開いていくということです。大学などで一から経営について学ぶ必要はありませんが、ある程度の経営に関する知識は必要になります。例えば、利益だけを優先して商品を高く提供しても、そこに付加価値がなければ売れませんよね。反対に安くものを売りすぎては、収支のバランスが悪くなってしまいます。経営をするということは、こうした単純なマネジメントを含め、どのように事業を展開していけるのかということです。同じ業種で成功している企業と何が違うのか研究するということも経営に繋がります。

事業を経営する立場として経理について理解しておこう

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独立をするのであれば、経営についての知識があった方が良いとご紹介しました。しかし、経営だけでは少々不十分かもしれません。経営の手腕があっても、どこにどのようにして費用が使われているのか、費用や収入のバランス、または経営成績はどうなのかというのは経営学ではカバーできないところだからです。簡単で良いので、事業成績を知るための道しるべとなる貸借対照表や損益計算書は理解できるようにしておきたいもの。経営状況を知ることは、どこをどう改善していくべきなのかという点に繋がります。
もちろん、経理に関してプロフェッショナルである必要はありません。しかし、人を雇うかどうかにもよりますが、個人事業主として独立する場合は自分で確定申告をする場面も出てくると思います。確定申告に関しても経理の知識は重要となってくるので、財務諸表が分かるくらいの簡単な知識は身につけておきたいものです。

個人事業主としてやっていくのか?従業員は?

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さて、独立するにあたって持っておいた方が良い知識についていくつか説明してきましたが、会社を経営する、事業をはじめるということに戻りましょう。規模が小さい場合は、一人でも十分に仕事をやっていけるかもしれません。しかし、店舗型の事業の場合やインターネット事業の場合などは、一人ですべてを行うことが難しく、従業員を雇い入れることも考えられるでしょう。
従業員を雇い入れるのであれば、まずどのくらいの賃金で雇うのか、同じ業界の賃金はどのくらいなのかをリサーチすることが大切です。また、従業員を雇い入れる場合は、勤務形態についても考慮する必要があります。正社員として雇うのか、アルバイトとして雇うのかで雇用の仕方が変わってきますし、場合によっては社会保険を検討しなくてはならないためです。まずは、イメージしている事業がどのくらいの人数でやっていけるのか、またはどのくらいの人数が必要なのかを洗い出しましょう。

周りに知ってもらうための広告や宣伝は?

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準備の一環として考えておきたいのが、広告や宣伝についてです。スポーツ教室やスポーツジムなどいざ独立して事業をはじめても、周りの認知度が低ければ人は集まってきません。どのように周囲に告知していくのかを考えることも大切です。個人的に事業を行うのであれば、地域に密着した宣伝方法、例えばフリーペーパーなどで告知していくのもひとつの方法でしょう。

まとめ

引退後独立する場合、どのような準備が必要か順を追って解説しました。もし具体的に独立を考えているのであれば、とにかく行動に移していくということが大切です。まずは事業をイメージするところからで良いので、準備をはじめていきましょう。

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