引退後のアスリートに学ぶ!セカンドキャリアで成功する人とは


スポーツ選手のセカンドキャリアが問題になっていますが、アスリートとして成功していた人が充実したセカンドキャリアを送れているとは限らないのが実情です。セカンドキャリアで成功しているのはどういった人か、事例を交えながら解説していきます。

学校で資格を取得して新たな道へ

大学構内

セカンドキャリアを成功させている人の中には、引退後に学校に通って資格を取得した後に、新たな道を進んでいる人もいます。 たとえば、プロ野球選手を引退後、一度は球団に打撃投手として残ったものの、2年で辞めて大学院へ進み、高校の教員免許を取得した人が挙げられます。

元プロ野球選手は、NPB (日本野球機構) と日本学生野球協会の研修を受けることで、野球部の監督として指導することが可能です。「野球部を指導して甲子園に連れていく」という新たな夢が持てるのです。

また、実業団でバトミントン選手として活躍した後、一度は所属していた企業に残ったものの、会社を辞めて学校に通い、理学療法士の資格を取得した人もいます。 未経験で新たな世界に飛び込む場合、資格必須の職業であれば、まずは資格取得することが、仕事をスタートするための第一歩です。 学校で一から学んで資格を取ることも、セカンドキャリアを成功させる方法の一つです。

現役時代に、資格取得の準備をしておくと、引退後にはセカンドキャリアにスムーズに移行できます。

目標設定をしやすい営業職として働く

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スポーツ選手に向いているといわれている職種の一つとして、営業職が挙げられます。営業職は売上という数値目標が立てやすいため、競技で成績の向上を目指して頑張ってきたスポーツ選手にとって、モチベーションを保ちやすい仕事です。これまでと全く違う新たな道に進むことに好奇心を持って取り組める人であれば、一般企業の営業職として馴染みやすいです。

特に、保険や不動産などは人材の流動性が高く、専門的な知識は入社後に身につけていくことで対応できるため、未経験者でも受け入られやすい業界です。元Jリーガーの中にも、保険会社やカード会社で働き、やりがいを感じている人がいます。

起業するなら企業で働く経験も必要

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スポーツ選手を引退後、自らビジネスを始めて成功する人もいれば、失敗する人もいます。これまでスポーツ選手として活動していた人が、何の知識もなく起業して、成功することは少ないです。スポーツ選手は引退後に、会社を起こして社長になりたいという人が多いですが、経営を学んでからビジネスを始めるか、一度、会社員として働いてみることが望ましいです。

Jリーガーとして活躍した後、起業して成功している元サッカー選手の多くは、起業することを目標に会社勤めをした経験があります。社長として華やかな姿を見せている人も、たいていは下積みをしているのです。ビジネスそのものを知ることや業界ならではのノウハウを知り、人脈をつくることは、会社を興して成功するために必要です。

所属している企業で一から仕事を覚える 

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現役時代に企業に所属し、安定して働くことができる環境にありながらも、引退後には退職してしまう人が多いのはなぜでしょうか。

実業団に所属するなど、企業の社員となっていた人は、現役時代は社業にほとんど関わらず、競技を優先しています。そのため、引退後に会社側に慰留されても、居づらさを感じて辞めてしまう人が少なくないのです。年齢相応の知識やスキルが身についていない中で、会社の業務を社員として担っていくことは、はじめはつらいものがあります。

しかし、実業団の陸上選手として活躍していた人の中には、大学時代は文系だったにも関わらず、エンジニアとして働いている人もいます。スポーツ選手だったことに甘えず、現役時代の精神力を活かして、一般の社員と同レベルで働くことを目指すことで居場所がつくれます。

スポーツ選手も引退後に企業に残る場合は、よほど輝かしい成績を残した人以外は、特別扱いされないことがほとんどです。与えられた環境で全力投球し、仕事を覚えていくことも、セカンドキャリアを成功させるための選択肢となります。

引退後の道は与えられるのではなく自分で切り開く

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スポーツ選手として活躍していた人は、高校や大学、そして、実業団やプロのチームに入る際に、自ら道を選んだのではなく、勧誘を受けて、あるいは請われて行った人が少なくありません。与えられた道を進むことに慣れてしまい、引退後の仕事も、先輩やOBなどに誘われた仕事に就くケースがあります。しかし、現役時代と違い、セカンドキャリアとなる仕事は与えられたものをそのままやるのでは上手くいかずに、辞めてしまう人も多いです。

セカンドキャリアを成功させている人は、自分で道を選んで進んでいるか、あるいは、与えられた道であっても、慣れない仕事のスキルを身につける努力をした人がほとんどです。引退後は、自ら行動して道を切り開いていくことが、セカンドキャリアを成功させる秘訣といえるでしょう。

まとめ

セカンドキャリアとしてどんな道を選んでいくかは、自分自身が決めるしかありません。現役時代からセカンドキャリアについて考える時間をとり、自分のやりたいことや適性を踏まえて、引退後に進む道を考えておきましょう。

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