スポーツ選手の経験を活かす!セカンドキャリアに備えた資格取得


スポーツ選手にやがて訪れる現役引退の時。第二の人生でのセカンドキャリア形成は、一から始めなければならないと途方に暮れていませんか?スポーツ経験を活かして進む、国家資格取得や大学特別入試などのセカンドキャリア構築の道を紹介します。

スポーツ経験が活かせる!教育機関が行うセカンドキャリア支援

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スポーツ選手が現役生活を終えた後、第二の人生でのキャリア、いわゆるセカンドキャリアの形成が難しいという現実が新聞やニュースの報道により少しずつ知られるようになりました。現役生活で得たファーストキャリアを活かせるような仕事に就くことができれば、スムーズに引退後のセカンドキャリアをスタートさせられます。とはいえ、競技の指導者や所属スポーツ団体の職員などの職を得られる方は、ほんのわずかです。

しかし、10代から競技に打ち込んできた選手にとって、まったく新しい世界に飛び込むのは勇気がいることなのです。そんなスポーツ選手のセカンドキャリアを支援する動きとして、入学金免除や授業料割引で入学でき、スポーツ選手の経験を活かして資格取得ができる専門学校や、スポーツ選手に対して社会人特別選抜入試を実施している大学があるのをご存じでしょうか。教育機関が行っているセカンドキャリア支援を紹介します。

現役のうちに国家資格である柔道整復師の資格を取得

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東京都荒川区にある日本総合医療専門学校では、「入学後、プロスポーツ選手として現役を継続し、正規修学年限での卒業及び国家資格取得に向け、真摯な態度で学習に取り組むことができる者」という入学条件で、2016年現在、入学検定料(10,000円)と入学金(最大300,000円)の免除を行う「プロスポーツ選手特待減免制度」を行っています。現役スポーツ選手は2016年現在、4名在籍しており、2017年入学希望者に向けての説明会も12月10日より開催予定です。

この柔道整復師の資格があれば、将来スポーツトレーナーになることができます。実はスポーツトレーナーという国家資格は存在せず、民間資格としてあるだけです。法律で人の体に触れる医療類似行為を行う者は、医療系の国家資格保持者と限ると定められていることから、日本のプロトレーナーの多くが、柔道整復師か鍼灸師の資格を持っているのです。これまで選手として関わってきたスポーツ競技にスタッフとして関わることが可能となります。

参考URL

日本総合医療専門学校

社会人特別選抜入学試験で大学に入学

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京都にある同志社大学のスポーツ健康科学部スポーツ健康科学科では、各種競技スポーツの全国大会の試合に出場し、優秀な成績を収めたスポーツ選手へ、そのセカンドキャリアを支援する目的で、「スポーツ能力に優れた者を対象とする特別入試」を実施しています。同学科では、中学校・高等学校の保健体育教員資格や、健康・体力づくり事業財団が認定する健康運動指導士などの資格を得ることができ、卒業後は自治体職員として地域スポーツの振興を担当、またプロスポーツマネジメント、スポーツメディアの仕事などに就く人も多いといいます。
過去には、出願時24歳の元テニス・アジア大会銅メダル選手、出願時25歳の元サッカーU-20代表選手、出願時22歳のボクシング西日本新人王トーナメント大会優勝選手などが合格しています。

参考URL

同志社大学推薦選抜入試(公募制)オフィシャルサイト

まとめ

現役時代、競技と勉強を両立するのは大変です。また引退後、資格のために勉強するのは遠回りをしているようで不安かもしれません。しかし、現役引退後の人生を充実したものにするためにも、セカンドキャリア形成のひとつの方法として考えてみてください。

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