COUNTIF関数で勝ち点を計算【アスリートのためのOffice入門4】


シリーズ「アスリートのためのOffice入門」第4回は、Excelの便利な仕組みでもあるCOUNTIF(カウントイフ)関数を活用し、サッカーの星取表に入力した点数から勝ち点を計算する方法をご紹介します。

※ベースとなる星取表の作成方法は「Excelで星取表を作ろう 」を、星取表に勝敗結果のマーク(〇●△)を自動表示させる方法は「IF関数で勝敗結果を表示させよう 」をご覧ください。

 

リーグ戦で使われる勝ち点制度とは?

勝ち点 とは、全てのチームや個人と対戦するリーグ戦(総当たり戦)で優勝者や順位を決定するため、獲得した得点ではなく、勝敗の結果に応じて与えられる点数 のこと。通常、勝ち点は1試合ごとに与えられ、サッカーでは勝ちが3点、引き分けが1点、負けは0点という点数配分に。また、ラグビーでは勝ちが4点、引き分けが2点、負けは0点になるなど、競技によって配分は異なります。

また、大学野球では3連戦を行い先に2勝した方に勝ち点1が付与されます。また、レスリングなどの個人戦トーナメント競技にも勝ち点制度が採用されています。

 

Excelの便利機能「COUNTIF関数」とは

アスリートのためのOffice入門3 」ではIF関数について説明しました。今回ご紹介するCOUNTIF(カウントイフ)関数 は、「もしも、セルにXXが入っていたら、そのセルの数をカウントする。」といったように、指定した条件に一致するセルの数を数える場合に使用します。

サッカーの勝ち点制度では、勝つと3点、引き分けで1点付与されるルールになっています。つまり、星取表に表示された勝利マークである〇の数をCOUNTIF関数でカウントしてその結果に3を掛け算し、さらに引き分けマークである△の数を数えて足した数が、チームの勝ち点になるのです。

その他、COUNTIF関数を使えば、性別や年齢の情報が記載されているセミナーやイベントなどの参加者名簿から、女性の人数や20歳以上の人数などを数えることも可能です。

 

星取表にCOUNTIF関数を設定して、勝ち点を計算しよう

では早速、「もしも、セルに〇が入っていたら、セルの数をカウントしてその数に3を掛ける。そしてセルに△が入っていたら、その数をカウントする(1を掛ける=カウントした数そのものが引き分け点の合計になる)。」この条件を関数に置き換えることにしましょう。

サンプルで作成してきたサッカーの星取表では、五日市キッカーズの1試合ごとの成績はセルの5行目、つまり「C5」から「N5」に表示され、勝ち点はセル番地「O5」に表示されるように作成しています。5行目を調べると〇が2つと△が1つですので、2勝1引き分けということが分かりますね。つまり、以下のようなCOUNTIF関数が入ります。
※勝ち点制度では、負け=●は反映されません。

<O5に入れた関数>
=COUNTIF(C5:N5,”〇”)*3+COUNTIF(C5:N5,”△”)*1

※末尾の*1(×1を表す計算式)は、勝ち点制度とCOUNTIF関数の仕組みをわかりやすくするための記述であり、省略してOKです。

出来上がった数式が入ったセル「O5」を選択し、右下に表示される+マークを下にドラッグすると相対参照で関数がコピーされますので、他の3チームの勝ち点も瞬時に計算することができます。

まとめ

サッカーのリーグ戦では、勝ち点が3、引き分けが1という少し面倒な計算が必要になりますので、COUNTIF関数を使えば集計が時短化できて便利です。関数の仕組みをじっくりと理解するために、あなたも実際にセルへ計算式を設定してみてくださいね。

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