【スポーツに関する資格】「スポーツリーダー」ってどんな資格?


学生時代には運動部で競技に打ち込んだけれど、社会人になってすっかりスポーツからは離れてしまった…なんて方も多いのでは。「何らかのカタチで、これからもずっとスポーツに関わり続けたい!」と思う方は、地域の快適なスポーツライフを支えたり、子どもたちの指導をお手伝いしてみたりしてみませんか?今回は、スポーツ指導や地域クラブ運営のサポートなどへ興味がある方に人気の資格、「スポーツリーダー」についてご紹介します。

 

「スポーツリーダー」ってどんな資格?

「スポーツリーダー(スポーツ指導基礎資格)」は、公益財団法人日本体育協会※の「公認スポーツ指導者制度」に基づいて認定される、スポーツ指導に必要な基礎が学べる資格です。
※公益財団法人日本体育協会は、2018年4月1日から「公益財団法人日本スポーツ協会」に名称変更します。

スポーツ指導の基礎だけでなく、運動と健康についても基礎から学べるので、これからスポーツ指導に携わりたい方はもちろん、自己トレーニングへ活かしたい人にもオススメ。学習前に前提となる専門知識は特にないので、受講年度の4月1日現在に満18歳以上であれば、誰でも資格取得に挑戦することができます。

 

どのような内容を勉強するの?

スポーツリーダーの学習する内容(共通科目Ⅰ)は、とても幅広いものとなっています。まず、スポーツの概念と歴史を学んだ上で、アスリートを発掘・育成する指導者の心構えと視点やトレーニングについて学びます。そして、スポーツにつきものである活動中の怪我や病気に対処するための救急処置などの医療知識や、栄養の知識も身につけ、安全管理に基づいた指導計画のたて方を修得します。

地域クラブなどで子供たちに関わることも多いため、発育発達期の身体的特徴と心理的特徴やこの時期に多い怪我や病気についても学びます。

また、スポーツリーダーは、様々な年齢層の人とスポーツを通して関わることが期待されています。そのため、個人的な関わりだけでなく、地域におけるスポーツ振興対策と行政について知ることも重要。そのため、総合型地域スポーツクラブの必要性とスポーツ活動の社会的意義、スポーツボランティアに関する基礎知識についても学びます。

 

スポーツリーダーとしての資格を活かそう!

「スポーツリーダー」ができること

スポーツ活動全般の知識を得られるので、地域におけるスポーツクラブやサークルなどの基礎的なスポーツ指導や運営に携わることができます。また、学校におけるクラブ活動のサポートをはじめ、公共・商業施設でのスポーツインストラクターや大会運営ボランティアなど、多岐にわたり活躍することができます。

もっと他の資格に挑戦したい人は、講習が一部免除になることも

公益財団法人日本体育協会には、「スポーツリーダー」の資格以外にも「競技別指導者資格」や「フィットネス資格」、「メディカル・コンディショニング資格」「マネジメント資格」「少年団資格」などがあります。スポーツリーダーの学習内容は「共通科目Ⅰ」として、これらの資格取得カリキュラムと共通しています。そのため、上記などの資格にチャレンジしたい方がスポーツリーダーの資格を持っている場合、「共通科目Ⅰ」を含む講習と試験は免除されます。 ※「スポーツドクター」など「共通科目Ⅰ」を含まない資格もあります。

資格取得に必要な過程

共通科目Ⅰとして、35時間のカリキュラムを受講する必要があります。① 通信講座と② 集合講座会のどちらかを選べます。

① 通信講座コース:学校法人日本放送協会学園(NHK学園)の通信講座を受講し、3回にわけて課題を提出するコースです。課題には評価があり、6割以上の得点を取る必要があります。

② 集合講習会コース:各種団体が開催する「スポーツリーダー養成集合講習会コース」として認定された講習会にて指定カリキュラム(集合講習会、検定試験)14時間を受講し、自宅学習21時間を経た計35時間を経て修了となります。

※それぞれのコースの詳細を知りたい方は、公益財団法人日本体育協会の「資格を取りたい方」をご確認ください。

 

まとめ

「スポーツリーダー」の勉強を通して、今までは経験でしか得られなかったスポーツの知識をしっかり学ぶことができます。現在、選手やマネージャーとしてスポーツに関わっている人も、指導者としての視点をもつことでグッと視野が広がり、自らの技能向上や選手をサポートするスキルが高まるでしょう。そして、資格取得後はぜひ、地域のスポーツクラブなどで「スポーツの楽しさや素晴らしさ」を伝えてみませんか?ひょっとすると、世界で活躍するアスリートを育てるのはあなたかもしれませんよ!

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