1試合300億円も夢じゃない!ボクシングの物凄いファイトマネー


タイトルをかけアメリカで興行される大きなプロボクシングの試合では、ファイトマネーが300億円と一般人では想像もつかない額のお金が動きます。現代版アメリカンドリームが実現するボクシングの世界の、ファイトマネーについてご紹介します。

その右ストレート一発で頂点へ!プロボクシングの世界 

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プロボクシングは男子の階級は17階級、世界王者認定団体として、世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング評議会(WBC)、国際ボクシング連盟(IBF)、世界ボクシング機構(WBO)の4つの団体があります。日本ではボクシングの統括機構の日本ボクシングコミッション(JBC)があり、WBAとWBCの2つに加盟しています。

また、各地にボクシングジムの組織団体である日本ボクシング協会があり、JBCがランキングやライセンス、ルールの管理を行い、協会が興行面を担当しています。プロボクサーになりたいと思ったら、ジムに所属してプロテストを受けてC級ライセンスを取得します。そして、試合をこなしてB級→A級ライセンスと昇格し、日本のランキング上位に入るよう努力を続けていきます。

ハングリー精神がないと続かない?プロボクサーの下積み生活 

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一夜の試合で大金を手にする華やかなイメージがあるプロボクサーですが、それは多額のファイトマネーが入り、スポンサーが付く人気のプロボクサーの話です。多くのプロボクサーは、年4~5回の試合で入る微々たるファイトマネーだけでは生活していけません。試合のためにロードワークやジムでの練習をしながら、その合間にアルバイトは欠かせません。試合のための減量などもある中で、働きながら練習を続けるには、やはり相当のハングリー精神がないとやっていけませんね。

1試合数万円から数百億円まで!夢のファイトマネーの真実 

Man with boxing gloves and money

ファイトマネーは名前の通り、出場したプロボクサーに支払われる出場給です。日本ではファイトマネーの下限は6万円と決められており、C級ボクサーが年5回試合をすると計30万円が年間のファイトマネーとなります。A級のボクサーでも、1試合十数万という場合もあり、日本チャンピオンになって1試合100万円以上となり、やっとファイトマネーだけで生活できるようになるそうです。世界チャンピオンともなると、ファイトマネーも1,000万円~5,000万円になり、4回防衛に成功すれば年4,000万円、5,000万~2億円を手にすることになります。

なお、これらのファイトマネーの一部は、マネージメント料として所属ジムに支払うことになっており、その上限は33%までと決められています。

 勝敗は関係なし?ファイトマネーの決め方の実態

two boxers in ring during a Boxing competition

ファイトマネーは出場給ですから、試合の勝敗には関係がありません。話題のある選手、テレビ視聴率が望める選手の試合ならファイトマネーは高くなります。日本人でファイトマネーの最高額として記録に残るのは、1994年に行われたWBCバンタム級王座統一戦の辰吉丈一郎VS薬師寺保栄戦で、当時の日本円で約3億4,000万円でした。通常、試合で対戦する両者はファイトマネーも同額ですが、タイトル保持者と挑戦者で金額に差が出る場合もあり、挑戦者の方が人気の場合は金額に逆転現象が起きることもあります。

あのチャンピオンのファイトマネーあれこれ 

Pair of boxing gloves

アメリカのプロボクシング界では、日本とは桁違いの金額が動きます。2015年5月にアメリカ・ラスベガスで行われた、アメリカのフロイド・メイウェザー・ジュニアと、現在はフィリピンの政治家となったマニー・パッキャオの世界ウェルター級王座統一戦は、メイウェザーが判定勝ちを収めましたが、両者あわせて日本円で約360億円というファイトマネーになりました。

まとめ

プロボクシングのファイトマネーについてご紹介しました。プロボクサーは37歳の誕生日を迎えるとライセンスが停止され引退となります。それまでの時間、栄光を夢見て努力を続けるボクサーたち。闘うプロボクシングの世界、試合を見る目が変わってきますね。