プロは練習以外で何をしている?練習以外の過ごし方とは


プロのスポーツ選手といえば、練習に打ち込んでいる姿を思い浮かべる方も少なくないでしょう。しかし、1週間、1か月単位で見ると練習のない日もある訳です。それでは、具体的に練習以外では何をしているのでしょう。スポーツ選手の過ごし方をご紹介します。

練習や試合後のクールダウンにプールに入る

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スポーツで良く行われているのが、アイシングと呼ばれる体を冷やす行為ですが、アイシングの一環としてプールに入って体の疲労をとることがあります。練習や試合によって体温が上昇したままであると余分なエネルギーが消耗されていくためです。アイシングには、こうした体温の上昇を抑え、代謝をあえて下げることで、細胞の活動を制限し、余分な疲れを持ち越さないという効果があります。
例えば、プロ野球の投手であれば、腕や肩に負担がかかるため、患部を氷で冷却することがよく知られています。プールに入るということは、こうした部分的な冷却だけでなく、体全体を冷却したいときに有効です。プールでのアイシングを行う場合は、大きな運動はせずに、体を冷やすことが目的ですから、プールに浸かったり、軽くプール内を歩いたりします。

筋肉をほぐすために温泉に浸かる

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練習日以外では、温泉や入浴をして過ごすスポーツ選手もいます。温かいお湯につかることによって、血行が良くなり、適度に筋肉をほぐすことができるためです。また、体の部位でよく使用した部分や疲労が見られる部分を温冷入浴法によって緩和することもあります。温冷入浴法とは、お湯と水を交互に浴びること。温めることと冷やすことの行為を交互にくりかえることによって血行を促進することができるためです。
スポーツ選手の場合は、体全体を温冷入浴で済ませるのではなく、疲労が見られる一部分にだけ行うという選手も多いです。単にお風呂でリラックスするというだけでなく、お風呂の入り方も工夫するという点は、スポーツ選手としての気概が感じられますね。

体が資本だからこその回復トレーニング

故障やけがをすると、回復するまで第一線から離れてしまうことになります。体が資本であるスポーツ選手は、疲労をしっかり回復させるということも重要なことです。例えば、スポーツトレーナーを交えて、疲労回復のためのストレッチやマッサージなどトレーニングを行うこともあります。中には、トレーニングは行わずに、自宅でリラックスをするというケースも。練習に打ち込むだけでなく、ときにはしっかりと休息をとるということが、選手として活躍し続けるために大切なことなのかもしれません。

パフォーマンスを維持するための筋トレ

疲労回復のために、休息をとったり、マッサージを受けたりすることも大切だと述べましたが、スポーツ選手としてパフォーマンスを維持するには体を鍛えあげることも重要です。そのために行われるのが筋力トレーニング。通称筋トレ。ただ、スポーツによって必要となる筋肉というのは異なるものです。自身で自主的にトレーニングを行うこともありますが、スポーツトレーナーなどを交え、筋トレを行っていることもあります。

チームプレーでは大切なミーティング

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競技を行うスポーツによって異なりますが、サッカーや野球などチームでプレイをするスポーツの場合は、ミーティングがあります。体を動かす練習とは異なりますが、チームで戦略を立てたり、反省点をあげたり、チームとして意見を述べているミーティングは頭の練習と言えるでしょう。ミーティングを行うことで、チームとしての結束力を高められるほか、戦略的な面での方向性を確認することができます。

イベントや催しものの打ち合わせ

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練習とは別枠で、スポーツによってはイベントや催し物に選手が関わるということもあります。例えば、選手を交えたスポーツ教室などが挙げられます。イベントが行われる場合は、どのようにしてイベントを行うかなどの打ち合わせも仕事のひとつです。また、スポーツ選手によっては、テレビ番組やラジオに出演するということもあります。
特にマスメディアなどが関わる仕事となると、競技全体の認知度や知名度にも繋がりますので、スポーツ選手個人だけではなく、会社なども交えて打ち合わせが行わることがあります。

中には会社に勤務しているスポーツ選手も

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プロ野球選手の場合は、主に野球の試合や練習をするということが仕事の一環ですが、スポーツによっては練習がすべてではない場合もあります。バレー選手などは、スポンサー契約や球団などの契約ではなく、会社に所属している選手も少なくないからです。その場合、たとえトップクラスであったとしても、午前中は会社員として仕事をして、午後から練習に打ち込むという選手も少なくありません。スポーツ選手としての将来を考えるなら、自分の目指すスポーツはどのような形態なのかも把握しておきたいものですね。

まとめ

スポーツ選手は、練習だけが仕事ではありません。ときにはしっかりと休息をとること、疲労回復を図ること、イベントなどに参加することも重要となってきます。スポーツ選手を目指すのであれば、全体の活動においてどのような行動が大切か見直してみましょう。