目指すならプロ?アマ?知っておきたい企業選手とプロ選手の違い 


一流のスポーツ選手として活躍したいと思ったとき、企業選手を目指す道とプロ選手を目指す道があります。「やっぱり華やかなプロ選手!」と思うかもしれませんが、企業選手とプロ選手の待遇や立場の違いをきちんと理解して、目指す道を決めましょう。

企業選手になったらセカンドキャリアは安心?

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企業選手は、企業と雇用契約を結び、社員として、企業のサポートを受けながら競技生活を送ります。寮生活をして、食事などの管理も会社のサポートがある場合が多く、安心して競技生活を送ることができる反面、きっちり管理されている窮屈さもあります。
仕事については、午前中だけ仕事をして午後は練習、あるいは総務部などに配属されて実際の仕事は免除ということも。オリンピックなどで活躍すれば、企業PRに貢献したと特別ボーナスが支給される例もあります。企業とは雇用契約を結んでいるため、成績が悪いからと企業は雇用関係を解消することはできません。競技生活を引退した後は、社員としてそのまま雇用が継続され、所属企業で働き続けることができます。

憧れのプロ選手は自分のメンテナンスも自己責任!

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プロ選手は、高額な契約金や年棒の話題、スポーツ用品メーカーなどとのスポンサー契約など華やかなイメージがありますが、チームとは業務委託契約をしている個人事業主の立場です。健康管理も食事管理も自分の責任で行う必要があり、トレーナーや栄養士などのスタッフも自分で雇用します。入ってくる報酬が多い分、出ていく経費も多いわけです。
また、チームとは雇用関係にないために、成績が悪ければ働き続けることが困難になる可能性もあります。しかし、プロスポーツ選手は子ども達の憧れです。良い成績を収め、尊敬される立場になれば、現役引退後も実力次第でチーム監督やテレビ解説者などのセカンドキャリアを手にすることも可能です。

企業選手とプロ選手の垣根が曖昧になっていくスポーツ界

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かつて日本には実業団チーム全盛期の時代がありました。しかし、経済状況の悪化で名門実業団の廃部が続き、行き場をなくした企業選手も現れました。また、自ら企業の枠から飛び出し、スポンサーと契約を結んで自分のチームを持ち、自分で肖像権を管理してⅭⅯなどにも出演する企業選手のセミプロ化も見られるようになりました。
そして、今では女子サッカーのなでしこリーグやラグビートップリーグなどのように、企業選手とプロ選手の混合チームが現れて、プロ選手と企業選手の垣根が曖昧になってきています。

まとめ

企業選手もプロ選手も現役でいられる時間はそんなに長くはありません。また、トップで活躍する選手はほんの一部に過ぎず、その周囲には下積み生活を送る沢山の選手がいます。競技生活が終わった後の長い人生を見据えつつ、どの道を進んでいくか決めましょう。