登山にハマる人続出!絶景が楽しめる関東地方の山5選


中高年の楽しみと思われていた登山が、最近では若い世代にも広がって登山ブームが続いています。厳しくも美しい大自然の中でリフレッシュでき、スポーツ選手なら適度なトレーニングにもなる登山。美しい景色を堪能できる関東地方の5つの山を案内します。

 

東京都心からアクセス抜群!東京都「高尾山(たかおさん)」

高尾山は、秩父山地の山のひとつで、1967年に明治の森高尾国定公園に指定された標高599mの山です。東京都八王子市にあり、都民にとっては、とても身近な山です。ミシュランで三つ星を獲得した観光地として訪日観光客の間で人気となり、日本人にも再評価されました。都市部の近くにありながら、森は緑豊かで、様々な植物や蝶などの昆虫、ルリビタキなどの野鳥やムササビやリスなどの動物が暮らしています。初心者から上級者まで、それぞれの技量にあった6つの登山コースがあるのも人気の理由。体力に自信のない高齢者や子連れの人は、ケーブルカーで標高472mの高尾山駅、リフトで標高462mの山上駅まで行くこともできます。さる園、薬王院などの名所を巡りながら登る王道の1号路コースから、谷川のせせらぎを楽しみながら全長3.3kmの山道を登る6号路コース。慣れてくれば、尾根伝いに山々の景色を楽しめる尾根コースや、高尾山から城山、景信山、陣馬山とトレッキングの入門編、陣馬山コースなども楽しめます。陣馬山コースは、最近人気のトレイルランニングのコースとしても注目を集めています。遠くに都心の眺めの見える絶景の高尾山で、登山をはじめてみてはいかがでしょう。

 

標高497mで初心者におすすめ!埼玉県「宝登山(ほどさん)」

車や電車で都心から約2時間、埼玉県の西北部にある長瀞町は、秩父山系を望む荒川の両岸に広がっている自然豊かな町です。町全体が県立長瀞玉淀自然公園に指定されており、蒸気機関車が走り、長瀞ライン下りや、天然記念物に指定された名勝岩畳などが楽しめ、観光地としても多くの人達が訪れる人気スポットです。この長瀞町から楽しめるのが、宝登山への登山です。標高497mの宝登山は、山麓駅から中腹の山頂駅まで5分で登れる全長832mのロープウェイも架設されているので、初心者でも安心です。山頂一帯には蠟梅(ろうばい)の木があり、1月中旬から2月下旬にかけて3,000本の蠟梅が可憐な黄色い花を咲かせて、山歩きをより楽しくしてくれます。山頂からは秩父の町並みが見渡せ、秩父3山のうち、標高1,304mの武甲山や、日本百名山のひとつでもある標高1,723mの両神山を眺めることができます。長瀞駅から山頂まで、ロープウェイを使わずに登れば約80分。下りは、氷池や天狗山を経由する別コースもあります。いい汗をかいて下山したら、美味しい長瀞の名物蕎麦などを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

県内唯一の活火山に登る!栃木県「那須岳(なすだけ)」

那須岳は別名茶臼岳ともいい、栃木県那須郡那須町にある、日本百名山にも数えられ、紅葉の名所としても有名です。栃木県の北部に位置し、連なっている那須火山群の中央に位置し、今でも蒸気と火山ガスが盛んに吹き出ている県内唯一の活火山です。標高1,915mと初心者が挑戦するには難しい山ですが、山頂の真下までロープウェイが通り、初心者でも挑戦できる山になりました。トレッキングコースは初心者から上級者まで、様々ありますので、よく研究して登りましょう。初心者に人気のコースが「峰の茶屋・茶臼岳登山コース」です。ロープウェイで山麓駅から山頂駅に登り、そこから2時間半登山をするコースで、家族連れでも楽しめるようになっています。もう少し難度を上げたいなら、「南月山・白笹・沼ッ原コース」「日の出平・沼ッ原コース」といったコースもあり、それぞれ素晴らしい景観を楽しめます。また、標高約1,460mにある三斗小屋温泉(冬季休業)に行く人が利用する、「峰の茶屋・三斗小屋温泉コース」もあります。三斗小屋温泉にはいくつか宿があり、宿泊も可能です。活火山の恩恵か、那須にはこの他にも沢山の温泉が湧いていますので、登山のあとはゆっくりとお湯に浸かって疲れを取ることもできます。

 

北アルプス入門におすすめ!長野県「唐松岳(からまつだけ)」

北アルプスは、富山県、岐阜県、長野県などにまたがる飛騨山脈の別名で、登山愛好家なら誰もが憧れる名峰「槍ヶ岳(標高3,180m)」もある山脈です。この登山家の聖地とも言える北アルプスで登山デビューができる、初心者向けの山が長野県と富山県の県境に位置する標高2,696mの唐松岳です。標高を聞くと、初心者に大丈夫?と心配になりますが、標高1,830mまでリフトを乗り継ぎ、最後の866mに初心者向けコースが整備されています。上り4時間、下り3時間ほどで、初心者でも山頂に登ることができます。1日目に唐松岳頂上山荘まで来たら、その日は山小屋に宿泊して翌朝を待ちましょう。夜は満天の星を楽しむことができます。早朝、日の出前に山頂にアタックすれば、雲海の向こうから昇る太陽を眺められます。下りで通る八方池は、この唐松岳登山の人気スポットで、誰もが一度は写真で目にしたことがあるのではないでしょうか。北アルプスの山々が池に映って逆さアルプスとなり、一度はこの目で見ておきたい絶景です。

 

日本二百名山のひとつ!群馬県「妙義山(みょうぎさん)」

日本三大奇景のひとつとも言われている妙義山は、群馬県の甘楽郡下仁田町、富岡市、安中市にまたがる山で、上毛三山のひとつです。岩山がギザギザとそびえ立つ、荒々しくダイナミックな景観が見どころの山で、南側の山脈を通称「表妙義」、北側を「裏妙義」と呼んでいます。いくつかのピークがあり、表妙義の標高1,103m程の相馬岳、裏妙義で1,162mの谷急山などが有名です。秋には美しい紅葉が岩肌を彩って、その美しさもまた格別です。少し登山に慣れてきた方におすすめのコースは、表妙義の「石門群めぐりコース」。道中に4つの岩のアーチがあり、そこをくぐって歩くコースです。鎖を使って登ったり下りたりする鎖場が何か所もあります。たとえば蟹のように横歩きで岩を歩く「カニの横ばい」や、鎖を使って登る「たてばり」、同じく鎖を使って降りる「つるべさがり」等さなざまな難所があり、ぱっと見ると登山上級者が行くような岩場で緊張しますが、無理せず慎重に注意深く進めば大丈夫です。第四石門を過ぎれば、ベンチのある休憩スペースもあります。ここで一休みし、大砲岩まで登れたら爽快感や達成感でいっぱいに。登山の醍醐味を味わえるでしょう。

 

まとめ

ここでご紹介した5つの山は、関東にあり、初心者でも登りやすいコースがあります。しかし、人知の及ばない大自然に分け入っていくのが登山であるので、事前にしっかりルートを調べて、適切な装備をしっかり用意して臨みましょう。

 

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