ガチンコ勝負・ノーサイドetc.日常会話で登場する“スポーツ用語に注目!


普段の会話で何気なく使っている言葉の中に、元々は競技内でのみ用いられていた“スポーツ用語”がたくさん含まれているのをご存知ですか。最近では日常語として定着したため、本来の意味を知らずに使っている人も多いのでは?今回は、そんな“スポーツ用語”を集めてみました。

 

日常に溶け込んでいる“スポーツ用語”のあれこれ

 

 今や“スポーツ用語”は、私たちの日常生活に浸透し、当たり前のように使われています。元々の意味や現在の使われ方などを競技ごとにご紹介します。

野球編

長年、国民的スポーツとして愛されているだけあって、日常で知らずに使っている野球用語が多数。使用頻度の高い「アウト」、「セーフ」などは野球専用で使う用語ではありませんが、最もポピュラーな野球から広がり定着したと言っても過言ではないでしょう。

ストライクゾーン

《意味》 打者が投球を自然体でバットに当てることのできる範囲を示します。
《使い方》 異性に対する好みの範囲を表す際に多く使用。また、好みのど真ん中を指すときは「どストライク」と使うことも。

 トップバッター

《意味》 各イニングの先頭の打者。または一番打者。
《使い方》 最初に物事へ取り組む人のことを指します。

 ピンチヒッター

《意味》 その打順の選手に代わって打者となること。代打。
《使い方》 差し迫った状況で代役に立つ人のこと。

 全力投球

《意味》 投手が全力を出して投球をすること。
《使い方》 全力で物事に取り込む際に使用。

サッカー編

Jリーグ発足とともに人気が急上昇したことで、サッカー用語も自然と日常語として取り入れられるようになりました。若者人気が高いスポーツだけに、これからも新たなサッカー用語が新世代を中心に広がっていくかもしれません。

レッドカード

《意味》 特に悪質な反則を行ったプレイヤーに対して審判員が退場処分を言い渡す時に提示する赤いカード。ラグビーやアイスホッケー、バレーボールなどでも使用されます。
《使い方》 ルールに反する行為をした人に投げかける言葉。競技と同じく「イエローカード」より厳しい意味合いを持ちます。

ファンタジスタ

《意味》 創造性に富んだ独創的なプレーを見せる選手のこと。元々は、アドリブの上手い役者や芸人を指す言葉として使われていたようです。
《使い方》 創造性が豊かな人を指して使います。

キラーパス

《意味》 正確な定義はありませんが、得点に直結する切れ味鋭い正確なパスのこと。
《使い方》 使われ方は様々で、会話のアシスト的な役割で話を振ってその場を盛り上げるプラスの意味で使われたり、反対に会話の途中で予想していなかった相手へ核心を突く質問をしたり、無茶振りをするややマイナスな意味などでも使われたりもします。

ラグビー編

ラグビーを知らない人でも、この言葉を知っている人も多いのはないでしょうか。元々の意味を知ると、より普段使いしたくなるのでは?

ノーサイド

《意味》 試合終了。試合が終われば敵側(サイド)も味方側(サイド)もなくなるという意味が込められています。
《使い方》 勝負ごとで勝敗が決まった後、お互いの健闘を称え合うシーンなどで使用。

陸上編

日常に溶け込み過ぎて、改めて陸上用語だったのだと思い知らされる単語なのが特徴です。

バトンタッチ

《意味》リレー競走で、走者が次の走者にバトンを手渡すこと。
《使い方》前任者から受け取った仕事や責任、地位などを後任者に引き継ぐこと。

ハードル

《意味》 障害走で使用される道具。
《使い方》 実行や実現が難しい困難な物事、出来事を指して使います。

 

やっぱり相撲用語は多い!

そして、何より“スポーツ用語”の横綱は「相撲」。下記は日常語として用いられている相撲用語のほんの一部です。伝統的スポーツとあって、日本文化に深く根付いている証とも言えそうですね。

●勇み足・・・相手を土俵際に追いつめながら、自分の足が先に土俵の外に出てしまうこと。転じて調子に乗ってやりすぎて失敗したり、踏み込みすぎて失敗したりする例えで使われます。

●ガチンコ・・・真剣勝負のこと。真正面から激しく立合いを行った際のぶつかる様を表した言葉とされています。現在はこれに「勝負」をプラス。「ガチンコ勝負」として日常的に使用され、正面から真っ向勝負を挑む際に用いられます。

●肩透かし・・・相撲の決まり手の一つ。相手が押してくる瞬間に体を開いて、肩口に手をかけて引き倒す技のこと。転じて、意気込んで向かってくる相手の勢いを巧みにそらすという意味で使われます。

●金星・・・平幕力士が横綱に勝つこと。他のスポーツや日常でも格上の相手に勝った時などに使われます。

●序の口・・・相撲の番付で一番下の位を指します。そのことから「まだまだ始まったばかり」という意味で日常的に多用されています。

●土俵際・・・土俵の俵を重ねた内外の境界のそばのこと。現在では、後がないギリギリの状況、土壇場、瀬戸際を表す言葉として使われます。

 

まとめ

意味を知って使ってみると、ますます面白くなる“スポーツ用語”。普段の会話で使えるスポーツネタとして取り入れれば、会話が弾むきっかけになるかもしれません。ぜひ注目してみてください!

関連記事