マラソン大会ではどんな「ボランティア募集」があるの?


2007年から始まった東京マラソンをきっかけに、その認知度が高まっている「スポーツボランティア」。学校行事の一つとして学年全体で参加したり、勤めている企業がマラソン大会のスポンサーとなったことをきっかけにスタッフとして参加したりと、ボランティア経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、スポーツボランティアに興味がある方はぜひ知っておいていただきたい、ボランティアへの申込み方や、一般的な都市型マラソンで募集されていることが多いボランティアの種類についてご紹介します。

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ボランティア募集はどこでされているの?

各大会の公式サイトやFacebookページ

まずは、興味がある大会の公式サイトをチェックして、ボランティアが募集されていないか調べてみましょう。大都市で開催される数万人規模のマラソン大会は、開催日の数か月前からボランティア募集がはじまり、あっという間に定員数に達して抽選になってしまうことも。ですが、地元のローカルな大会では開催直前まで募集していることがよくありますので、ぜひ積極的に大会事務局へ問い合わせてみましょう。気になる大会の公式FacebookページなどのSNSアカウントやメルマガをフォローしておけば、ボランティア募集開始のタイミングで情報が届くのでおすすめです。

マラソン関連のポータルサイトにある「ボランティア募集ページ」

マラソン関連の情報を集約しているポータルサイトでは、開催エリアや日付など、個人の予定にあわせた大会や募集内容を探すことができるのが魅力です。

自治体の公式サイトや広報誌

お住まいの自治体が運営している公式サイトのボランティア募集ページや、ポストに投函される広報誌でも募集されています。

市役所や区役所、近所のスポーツ用品店

大会ポスターやリーフレット、ボランティア情報がまとめられたチラシなどで募集されていることがありますので、これらの施設に立ち寄った際はチェックしてみましょう。

 

私にもできる「イベントボランティア」って?

都市マラソンや地域の球技大会など、スポーツイベントが開催されるときのみに募集があるのが「イベントボランティア」。個人の予定に合わせて単発で参加できるのが魅力です。

ボランティアの種類として、給水・誘導などを行う「一般ボランティア」、語学・医療行為などの知識が必要とされる「専門ボランティア」、企業や団体で申し込む「チームボランティア」が挙げられます。「一般ボランティア」に専門知識は求められず、がんばる人を支えたい!という気持ちひとつあればOKです。「専門ボランティア」は語学力や専門知識、経験や実力などが求められますので、募集要項にしっかりと目を通してから申し込むようにしてください。

一般ボランティア(一例)

給水・給食

マラソン大会で数キロごとに設定されている「エイドステーション」に配置され、水やスポーツドリンクをコップに注いで並べたり、バナナやパンなどの給食を走りながら食べやすいように切って渡したりします。はじめは緊張して手間取ってしまうかもしれませんが、慣れてくるとランナーにとって丁度いいタイミングで渡せるようになるでしょう。

案内・受付

大会前日や当日に受付会場やゴール地点に配置され、書類を渡したり、落とし物を事務局に届けたりと、大会をスムーズに進行するためのサポートをします。参加者と直に接することも多いので、「がんばってください!」など、積極的に声をかけてみてください。

記録・掲示

ゴール地点で完走証を渡したり、記録速報値を印刷して掲示板に張り出したりと、努力の成果を讃える係です。フルマラソン完走、自己ベスト更新など、自分の目標に向かって練習を積み重ねてきたランナーにとって、これほど嬉しいものは無いでしょう。

交通整理・誘導

コース上でのランナー誘導係はもちろん、最寄り駅から会場までの道や駐車場の中など、人や車の流れが滞らないよう、大会の進行を妨げないように支えている重要な役割です。ランナーと直接触れ合う機会が少ないかもしれませんが、まさに縁の下の力持ちとも言うべきボランティアです。

運搬・運転

スタート地点で参加者の着替えなどが入った荷物を預かり、ゴール地点で返却する。あるいは、体調不良などで途中リタイヤしてしまったランナーをゴール地点まで送り届けるなど、人やモノの移動をサポートします。参加者がきちんと日常生活に戻るための大切な役割です。

専門ボランティア(一例)

通訳

近ごろはマラソン大会に参加するための日本旅行ツアーもあることから、都市型マラソンには世界中のランナーが集まります。英語のみならず、中国語や韓国語などアジア圏の言葉が話せるスタッフはとても重宝されます。

医療救護

マラソン大会中に意識を失い、AEDのおかげで助かったというニュースを耳にする機会が増えています。医師免許・救急救命士などの資格を持っている方は、ぜひ「メディカルランナー 」としてボランティア参加を検討してみてはいかがでしょうか。申し込み時には免許状の写しの提出などが必要になってきます。

マッサージ

完走後のランナーケアとして、スポーツマッサージ や鍼灸ケアを行っている大会があります。地域の柔道整復師や鍼灸師の団体としてボランティア参加しているケースが見られます。

チームボランティア

「チームボランティア」として、一般・専門ボランティアを数十名単位で募集している大会もあります。企業や団体、学校内でボランティア活動への関心を高めることができ、申し込みや説明会参加などの手間が省けるなどボランティアを始めるためのハードルが低くなることもあり、多くの団体が参加しています。大会によっては登録条件が設けられていることもあるため、「チームボランティア」を検討しているチーム代表者は、大会公式サイトの案内にしっかりと目を通しておきましょう。

 

まとめ

スポーツには「する・見る」以外にも、「支える」という関わり方があります。「スポーツボランティア」に参加することで、がんばっている人を支える楽しさややりがい、大会をみんなで作っているという一体感など、普段感じることのできない新たな発見があるでしょう。ぜひ、お住いの地域のボランティア募集ページを検索してみてくださいね。

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