Bリーグでも採用している「プレーオフ」って、どんな試合方式?


野球やサッカー、バスケットボールなどでおなじみの「プレーオフ(PO)」。意外なところでは将棋や射撃、大相撲などでも採用されており、実に幅広い種目で実施されている試合形式です。その言葉の意味とともに、プレーオフの楽しみ方などを解説します。

 

そもそもプレーオフとは?


諸説あるようですが、もともとプレーオフという言葉のもとになったのはゴルフ。ゴルフは引き分けで終了することがないため、同スコアで1位が複数名に並んだ場合は、通常のプレーが終わったあとに試合を続行して勝者を決めていました。このことから「Play Off」という名前が生まれたといわれています。現在では、同点や引き分けのときに行う決勝試合・延長戦・再試合と、リーグ戦の終了後に上位チームで行われる優勝決定戦を指す場合があります。

 

優勝決定のためのプレーオフにも、さまざまな種類がある!


ひとくちにプレーオフと言っても、そのやり方にはいくつかの種類があり、戦い方もさまざま。サッカーワールドカップでは1戦方式を取っており、1つの対戦で複数試合行う「シリーズ」方式は野球やバスケ以外では、あまりなじみがないかもしれません。

1. 独立した組の成績優秀者が行う試合
MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)など、アメリカのプロスポーツが多く採用している方式です。

2. 独立した組の準成績優秀者が行う試合
複数組に分かれて予選を行い、本選進出の残り枠を準成績優秀者で決定します。FIFAワールドカップやオリンピックの地域予選などの国別対抗大会に多く採用されています。

3. 複数シーズンの成績優勝者が行う試合
日本プロ野球でも2シーズン制が取られた期間があり、この方式でプレーオフが実施されました。

4. 同一の組で再度決定戦を行う試合
なでしこリーグやFリーグ(日本フットサルリーグ)、J2リーグの昇格プレーオフなどがこれに当たります。

5. リーグの入れ替え戦として行う試合
入れ替え制度を導入している場合は、入れ替え戦をプレーオフと呼ぶ場合もあります。

 

3つのプレーオフで盛り上げる!Bリーグのプレーオフについて


5月でレギュラーシーズンが終了するBリーグでは、シーズン終了後に「CHAMPIONSHIP」というトーナメント方式でチャンピオンを決定するプレーオフ方式を採用しています。具体的には、東・中・西各地区上位2クラブと各地区3位以下のうちで勝率が上位2クラブの8チームによる、勝ち抜き方式のノックアウトトーナメント。クォーターファイナルとセミファイナルはレギュラーシーズンにおける上位クラブのホームでの2連戦となり、ファイナルは中立地での一発勝負となります。

またBリーグでは、年間下位4クラブによるB1残留争いをかけた「B1残留プレーオフ」や、B2の各地区1位の3クラブとワイルドカード(追加の特別参加枠)1クラブの4クラブが出場する、B2優勝をかけたトーナメント「B2 PLAYOFFS」も開催されます。こちらは、全試合2戦先勝したチームが勝者となります。

 

どこが勝つかわからない!手に汗握るプレーオフの面白さ


プレーオフの試合は、ほとんどが上位チームのホームで行われます。勝率のよいホームで戦えるため、上位チームが有利かと思いきや、そうとは限らないのがプレーオフのおもしろいところ。NBAでは、過去にレギュラーシーズン13位タイからプレーオフ決勝にまで上り詰めたチームもあるのだそう。このように、レギュラーシーズン下位チームが上位チームを破ることを「アップセット」と呼び、どのチームが優勝するのか展開が読めないこともプレーオフを盛り上げる要素のひとつになっています。

野球のクライマックスシリーズをはじめ、サッカーでも「下剋上(ジャイアントキリング)」と呼ばれるような大番狂わせが起きることがあり、昇格をかけたプレーオフともなれば選手たちのプレーも激しさを増し、サポーターの熱気は最高潮に達します。下剋上が起きると「リーグ優勝の価値が薄れてしまう」といった論争が巻き起こることもしばしばありますが、応援しているチームがどんどん勝ち上がり、夢にまで見た「まさか」が起こる瞬間に立ち会えるのが、プレーオフの醍醐味ともいえるでしょう。

 

まとめ

今年のBリーグファイナルが始まるのは2018年5月26日!それまでにプレーオフ方式についてしっかり理解を深めておけば、さらに楽しみ方が広がりますよ。一緒にファイナルを楽しみましょう!