アスリートのフォームチェックにも◎ スマホでスポーツ動画を撮るヒント


以前ご紹介した「決定的瞬間を逃さない! スマホで躍動感のあるスポーツ写真を撮るヒント」に続き、スマホを活用した 動画撮影に関するヒントをご紹介します。動画の記録は、アスリートのフォームチェックや練習・試合の振り返り、さらにはビジネスパーソンにおけるプレゼンスキルの向上、学生・アスリートの就職活動における面接での話し方チェックetc. にも適しています。自分が真剣になっている姿を撮影し、動画を見ることは少し照れ臭いかもしれませんが、客観的な視点を持てるので自己分析にとても役立ちます。

 

撮影する場所、位置にこだわってみよう!

会場に到着したら、まずは撮影場所のロケハン(ロケーション・ハンティングの略。下見で撮影場所を探して確保すること)を行いましょう。撮影が禁止されている練習・試合もありますので事前にしっかりと下調べを。動きながら撮影すると思いのほか映像がブレてしまうため、撮影位置を決めたら動かないのが鉄則です。スマホ用のミニ三脚などで固定し、台や椅子といった動かないものの上に置いて撮影しましょう。

また、注意したいのが、晴天時の屋外の試合における撮影。直射日光の下ではスマホのディスプレイが見えづらくなるため、日傘を持参したり、日よけを設置したりするなどの対策が必要です。

また、目的に応じて、撮影する位置を変えることも重要です。シュート・アタック・スタートダッシュなど「フォームチェック用に選手中心で撮る」なら、撮りたいフォームが撮影しやすいポジションの なるべく最前列の席をチョイスしましょう。「記録映像として試合全体を撮影する」なら、できるだけ 会場の中心かつ高い位置から撮影するのがベスト。少し早めに会場入りし、イメージに近い動画撮影ができるポジションをロケハンで探すのがオススメです。

 

タテ撮りとヨコ撮り、どちらがいい?

スマホでスポーツ動画を撮影するときには、必要に応じて「タテ撮り」と「ヨコ撮り」を使い分けましょう。タテ撮りは、縦に画面を大きく取りたいときの撮影はもちろん、スマホでの閲覧に適した撮り方と言えます。最近では、YouTubeをはじめ縦型動画の配信が可能なサービスも増えているうえ、Instagramのストーリー機能などSNSへの公開を考えるなら、タテ撮りにするのもオススメです。対して、広角で撮影したいときや、撮影した画像をPCで見るときには、ヨコ撮りで枠をワイドに取りましょう。

なお、録画ボタンをしたときのスマホのセッティングによって、タテ撮りかヨコ撮りかが設定されるため、動画の録画途中にタテ・ヨコを変えることはできません。撮影位置や場所をしっかり決めてから、録画ボタンを押すようにしましょう。

 

ズーム、パン、スローモーションなどの機能はどう使う?

動画撮影初心者は、一度録画をスタートしたら、なるべくスマホを動かさずに撮影するよう心がけましょう。躍動感のある動画を撮るために、パン(カメラを左右に振ること)やズーム、スローモーションなどの機能を使いたくなりますが、慣れないうちは選手のスピードに追いつくのは難しいでしょう。慣れてからチャレンジするのがオススメです。

また、最近のiPhoneに標準で搭載されているカメラでは、スローモーションや動画撮影中に静止画が撮れる機能もついています。Androidでこれらの機能が付いていない場合でも、動画アプリを入れることで撮影が可能です。

 

ワイド撮影にはインカメラを使うのがコツ!

試合会場全体など、広角で撮影したいときの裏ワザは、スマホのディスプレイ側についているインカメラ(セルフィー・自撮用カメラ)を使うこと。実は、インカメラには広角レンズが使用されているため、スマホ背面のアウトカメラよりワイドに撮影ができます。しかしながら、「インカメラを使うと撮影中にディスプレイで確認できない」「広角レンズのため被写体がカメラに近いと少し歪んで写ってしまう」や、機種によっては「アウトカメラより画素数が低い」という欠点も。三脚で固定して試合やフォームを延々撮り続ける場合や、自分のフォームを撮影したい場合に活用したいテクニックですね。

インカメラ/アウトカメラの切り替え方法

●iPhone:画面右下の「カメラ切り替えボタン」でIN/OUTの切り替えができます。


●Android:画面中央あたりからのスワイプでIN/OUTが切り替わる機種が多いようです。機種によっては機能を設定することで、スマホをひねるとIN/OUTが切り替わるようになります。

 

まとめ

いつでもどこでも、スマホをサっと取り出せば誰でも動画が撮れる時代。撮影のコツや、三脚などの便利アイテムを活用して、さらに質の高い撮影テクニックを磨いていきましょう!練習の質の向上や、大切な試合の記録として、ぜひ動画をフル活用してみてくださいね。