クラウドファンディングに挑戦するアスリートが急増中!


インターネット上で資金調達ができる方法として浸透しつつあるクラウドファンディング。実は、スポーツの世界でも、プロチーム契約やスポンサーとの専属契約以外でアスリートが活動資金を得る手段として注目を集めています。アスリートこそが知っておくべき、クラウドファンディングについての情報をまとめました。

 

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは 、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語。「こんな挑戦がしたい」「こんな商品・サービスを作りたい」といったアイデアやプロジェクトを持つ起案者が、専用Webサイトを通じてPRし、共感した出資者からから資金を集める仕組みになっています。アスリートの場合は「世界大会へ挑戦したい」「施設を作りたい」など、自分自身のチャレンジやスポーツ振興を目的に利用するケースが多いようです。

 

「このアスリートを応援したい!」と思わせるようなPRを

クラウドファンディングを成功させるには、PRの仕方がとても大切です。やみくもに「遠征資金に困っているから出資してください!」とお願いをしただけでは、目標額に届かないことも…。出資者に「このアスリートを応援したい!」と感じさせるような伝え方を考えてみましょう。

思いが伝わるようなストーリーを練る

出資者の気持ちを動かし、支援をしてもらうためには、自らの強い思いや具体的な計画をストーリーにして伝えることが大切です。伝え方のポイントは、具体的かつ簡潔であること。どうして自分はそのプロジェクトを成功させたいのか、出資者は支援することでどんな体験や価値を得られるのか、そんな点を意識しながらストーリーを練ってみましょう。

①動機:「私は、○○という夢を達成するためにどうしても●●に挑戦したい」
②目標金額:「そのためには、これだけの目標金額が必要です」
③資金使途:「いただいた資金は、××の費用に使わせていただきます」
④出資者が得られる価値:「出資者は、挑戦中に配信するライブ動画を特別に閲覧可能。一緒にその瞬間を分かち合えます。さらには△△というお返しをご用意しています」

他プロジェクトの掲載内容を研究する

文章に自信がない、どんな写真を載せればよいかわからないという人は、一度クラウドファンディングの専用サイトをチェックしてみましょう。たくさんの支援を集めているプロジェクトの掲載内容を見ると、パッと目を引く見出しや写真の見せ方などのヒントがたくさんあります。より競技の魅力を伝えやすい動画を撮影したり、アスリート以外の友人・知人に「自分が支援したいと思うプロジェクトはどのような内容か」をヒアリングしたりするなどの市場調査も効果的です。

出資者に魅力のあるリターン(お返し)作り

クラウドファンディングで忘れてはいけないのが、出資者へのリターン(お返し)です。お礼の手紙、個人レッスン実施、ファンミーティングへの限定招待、サイン入りグッズなど、出資者にとって魅力的なリターンを考えてみましょう。たとえ目標金額が高額でも、それが魅力的であれば出資を受けられる可能性は高まります。出資者に金額以上のメリットを感じてもらうにはどのようなリターンを準備すればいいのか、掲載内容と同様、周囲へのヒアリングや市場調査を行うのがオススメです。

 

クラウドファンディングで育んだスキルを「セカンドキャリア」へ活かすことも

他人を引き込むような発信力、自己PRの仕方、魅力ある企画・プレゼンスキルなど、クラウドファンディングを成功に導くためには、さまざまなスキルを総動員しなければなりません。「出資者にもっと伝わる見せ方とは?」「効率よく目標達成できるリターンとは?」試行錯誤を重ねていくうちに、それらのスキルもおのずと磨かれるでしょう。クラウドファンディングを通して培った経験は、営業・広報などのセカンドキャリアにも役立ちます。

 

まとめ

出資という形で多くの人に応援してもらうことは、アスリートにとってモチベーションを高めるための強い原動力になります。まずは、他のアスリートがどのようなクラウドファンディングを行っているのか調べてみるのも、よい勉強になりますよ。「クラウドファンディング スポーツ」などの用語で検索すればたくさん見つかるので、ぜひ一度チェックしてくださいね。