社会人でもマスター可能!今、習い事としての「バク転・バク宙」が話題です


最近、「バク転(てん)教室」と呼ばれるアクロバットスクール(体操教室)が増えています。教室には、運動能力を高めたいと通う子どもたちをはじめ、昔あこがれていた男性アイドルや戦隊ヒーローのように華麗にバク転を決めたいという大人のレッスン生も多いのだとか。老若男女問わず、始めればきっと多くの方が夢中になれる「バク転・バク宙」についてご紹介します。

アクロバットの花形!「バク転」と「バク宙」の違いって?

アクロバットやパルクールで使われている、華やかな回転技「バク転・バク宙」。まずは、その違いを整理しておきましょう。

バク転

通称バク転(またはバック転)の正式名称は、「後方倒立回転跳び」。イスに座るように腰を落とし、腕の振りと地面の蹴りで反動をつけて後方斜め45度上方に勢いよく跳び、両手をついてから身体を起こして着地する技です(上の写真はバク転になります)。

バク宙

これに対してバク宙の正式名称は「後方宙返り」。腰を落として垂直跳びのように真上に跳び、体育座りのように身体を抱え込んで後方に回転し、着地する技です。
バク転とバク宙の大きな違いは、着地のときに地面に手をつくかどうかと、跳ぶ方向です。後ろ向きに跳ぶ恐怖心を克服し、ジャンプの感覚をつかむことが成功へのポイントです。

 

バク転教室ではどのようなことを練習しているの?

バク転教室では、個人のレベルに合わせた指導・サポートを行うため、初心者でも安心して参加することができます。教室には小学生から60代前後の方まで、さまざまな年齢の生徒たちが通っているのだそう(教室によって対象年齢は異なります)。基本となる柔軟体操をした後、前回りや飛び込み前転、倒立、ブリッジなどを練習して身体を慣らしていきます。基本的なマット運動をマスターできたら、先生の補助やサポート器具の力を借りた回転練習に進み、バク転成功に向けて取り組みます。バク転ができるようになるまでの期間は人によってさまざまで、何年も教室に通っている人もいれば、数時間でマスターできる方もいるのだとか。

「小さい頃のあこがれを実現させたい」「周りがあっと驚くような特技が欲しい」「ダンスやパルクールに活かしたい」など、バク転教室に通う人たちの動機は多種多様。もちろん独学でマスターすることもできますが、教室に通うことで、より効率的に技を習得でき、ケガの心配なく始められるなどのメリットがあります。

 

側転、ロンダード、マカコetc.バク転成功のために初心者がマスターすべき技とは

バク転練習に適した基本技や、バク転をするときのつなぎに使われる技をご紹介します。バク転教室でもこれらを練習して少しずつステップアップしながら、バク転やバク宙ができるようになります。

● バランスボールバク転

バランスボールは、バク転の動きを身体に覚え込ませるだけでなく、勢いをつけて後ろ跳びする恐怖心を軽くするためにも有効なアイテムです。大きめのバランスボールに背中を預けてブリッジし、手を地面に着いたら足をあげて回転、着地する「バランスボールバク転」で、後ろに跳んで地面に手をつき、回転する感覚を磨きます。

● 側転

側転は、足を遠くへ回す感覚や、回転して手で着地する感覚を磨くのに適しています。まずはオーソドックスな側転をきれいに決められるまで練習し、最初にジャンプしてから側転する「跳び側転」や、片手で着地する「側宙」など、徐々に難易度を上げていき、バク転やバク宙につなげていきます。

● ロンダート

ロンダートは、側転から1/4のひねりを加えて、進行方向に対して後ろ向きに足を揃えて着地する技。正式名称は「側方倒立回転跳び1/4ひねり後向き」といい、体操競技のゆか、平均台、跳馬などでも用いられます。身体のひねり、勢いのつけ方、足の振りなど、バク転に必要な要素が多く盛り込まれていることから、初心者の練習にもピッタリ。勢いをつけるためのつなぎとしてバク転の前に使われることも多い技です。

● マカコ

側転に近い感覚でチャレンジできるマカコは、しゃがんで利き手を身体の後ろについた状態から、反対の手を後ろに振りながら勢いよく足を蹴り上げ、手を地面について倒立姿勢から一回転して着地する技。本来のマカコは片手で着地して後方回転しますが、バク転の練習では両手で着地します。しゃがんだ状態からスタートするので初心者にもチャレンジしやすいのが特長。別名アラビアンとも呼ばれ、ブレイクダンスやパルクールの技としても人気です。

 

まとめ

純粋にバク転・バク宙をできるようになりたいという方だけでなく、何か新しいことを始めたい方、打ち込めるもの欲しい方にもおすすめのバク転教室。ブリッジ、側転、ロンダート…ひとつずつできることが増えていく達成感や、バク転が成功したときの喜びは、教室に通った人だけが味わえる醍醐味。「バク転教室 地名」で検索するとお近くの教室が調べられますので、興味のある方はぜひトライしてみてくださいね。