今、女子スポーツが盛り上がっている!競技人口が一番多いのは?


レスリングの吉田沙保里選手やサッカーのなでしこジャパンなど、最近は日本女子スポーツ選手の活躍が目覚ましいですね。ところで、女子の競技人口がもっとも多いスポーツはなんでしょうか?高校生の部活人口データをもとに考えてみました。

高校生版・女子の競技人口が多いスポーツベスト10!

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高体連のHPで見られる、高体連への2015年度登録状況データをもとにランキングを作成してみました。(カッコ内は全女子登録人数に占める割合)

1位 バスケットボール  6万2350人(13.9%)
2位 バレーボール    5万9878人(13.4%)
3位 バドミントン    5万5404人(12.3%)
4位 陸上競技      3万9183人(8.7%)
5位 テニス       3万8392人(8.6%)
6位 ソフトテニス    3万5610人(8.0%)
7位 弓道        3万2273人(7.2%)
8位 ソフトボール    2万2409人(5.0%)
9位 卓球        2万0275人(4.5%)
10位 剣道        1万6785人(3.7%)
(平成27年度 全国高体連 加盟・登録状況より

「平成27年度(公財)全国高等学校体育連盟 加盟・登録状況【全日制+定通制】」参照

実際は学校の部活動以外の場所でプレーしている選手もいるので、高体連の登録者数がそのまま競技人口というわけではありませんが、1つの目安にはなると思います。

ここで世界の男女含めた競技人口ランキングも併せて見てみましょう。

1位 バレーボール   約5億人
2位 バスケットボール 約2億5000万人
3位 サッカー     約1億数千万人

公益財団法人日本バレーボール協会「競技人口・ファン拡大について日本バレーボール協会の取り組み」参照

高体連の1位であるバスケットボールは、世界的にも爆発的な競技人口を誇るスポーツです。日本の伝統的なスポーツである弓道や剣道がベスト10に入っているところに「日本のランキング」としての特色が出ています。

ついでに、ここ10数年での各競技人口の推移も調べてみました。すると、ちょっと面白いことが分かりました。

日本女子の競技人口は、ここ最近でどう変わったのだろう?

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次に、高体連のHPで見られる一番古いデータが2003年度のものだったので、2003年から2015年の12年間で高校生部活の競技人口がどのように変わったのかを比較してみました。
(2003年→2015年)
1位 バスケットボール  6万4174人(13.7%)→6万2350人(13.9%)
2位 バレーボール    7万0189人(15.0%)→5万9878人(13.4%)
3位 バドミントン    5万4872人(11.7%)→5万5404人(12.3%)
4位 陸上競技      3万3077人(7.1%)→3万9183人(8.7%)
5位 テニス       4万3004人(9.1%)→3万8392人(8.6%)

すると、この12年で1位と2位の順位が入れ替わっていることが分かります。バスケットボールの人口が上昇したのではなく、バレーボールの人口が下落した結果であることは、パーセンテージを見ても明らかです。
さて、今の日本で女性に人気のスポーツといえば、女子サッカーですね。女子サッカーの競技人口はどのように変化しているのか、こちらは驚きのデータが見られました!

日本における女子サッカー競技人口

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先ほどの2015年度のランキングでは、女子サッカーの競技人口は1万472人でした。全体の約2.3%にあたります。
しかし女子サッカーは、実は2003年のデータには「女子サッカー」という項目自体が登録されていなかったのです。データに初めて「女子サッカー」が登場したのが2008年の7606人(1.7%)。それ以来着々と競技人口を伸ばし続けています。
2008年といえば、日本の女子サッカー代表チームが東アジア選手権で初の優勝を飾った年です。高校女子サッカーの盛り上がりとシンクロしているようですね。

まとめ

高校生の競技人口1位のバスケットボールですが、順位とは裏腹にあまりテレビやニュースでは話題にあがりません。もっと競技人口が増えていき、是非、若い世代に底上げをしてもらい、強さを増してどんどん露出を増やしていって欲しいです。